Timberland
in their own style
CASE 1 / 浅野美奈弥

自分らしく挑戦し続ける女性へ

Mar 10, 2023 / FASHION / TIE UP

地に足をつけながら、
自身のスタイルを貫く女性の足元に

勇敢さや大胆さを持って冒険し続ける人をサポートする〈ティンバーランド〉。定番の“イエローブーツ”は、もともと雨や雪の多い厳しい気候で生きる人々のために作られ、アウトドアやワークシーンでの役割もしっかりと果たしている。そんな一足を日常に落とし込むのは、ハードな職業でも自身の感性を映し出し、突き進んでいる3人の女性たち。一人目は、モデルに料理家、そして昨年に農業を始めた浅野美奈弥さんにフォーカス。今回は“International Women’s Day”にちなんで、彼女たちならではのポジティブなメッセージを受け取ってほしい。

PHOTO_Houmi Sakata(TRON)
EDIT&TEXT_Maria Bun(PERK)

CASE 1_MINAMI ASANO

PROFILE

浅野美奈弥/
「Take me farm.by minaya」オーナー、「美菜屋」CEO、モデル
モデル活動を通し、過度なダイエットで体調を崩したことがきっかけで料理家に。2019年にケータリングサービス 「美菜屋」をスタートさせ、さらに農園兼レストラン「Take me farm.by minaya」を茨城にオープン。ガールズランニングクラブ「GO GIRL」主宰
@minami_asano

location_KLEIN GARTEN

「農家の方へのありがたみを感じる」
いちから育てることで知った“新しい発見”

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 これまでも独自のスタイルで、食や健康に関する仕事の幅を広げてきた浅野さん。そんな彼女が農業を始めたと聞き、茨城県笠間市にある農園に足を運んだ。高齢の男性に混ざりながら勇ましく畑仕事に励む姿は、モデル業で見せる彼女のイメージとは違った一面に感じられる。どんな経緯があって農家の仕事に携わるようになったのか。
「『美菜屋』は“野菜を食べて美しくなる”を掲げてお弁当を提供しているのですが、去年の夏に“野菜を食べる”をコンセプトとしたレストランと畑をやらないかと知り合いから誘いがあって。私がやってきたことに、もっと深みを持たせられると思い一念発起しました。最初はショートパンツで農作業をしたり、基本的な知識もなかったりで苦労も多かったんです。鍬で土を耕す姿勢も辛かったですね。でも土を触っている時間がリフレッシュになって、いいマインドに変わっていくのがわかったんです」
 自然と密接に関わる仕事は、彼女のメンタルケアにもつながっている。いちから育てた野菜を「美菜屋」がある都内に持ち帰り、お弁当を作ることで気持ちにも変化が生まれたそう。
「野菜に対しての愛着が増しました。食べものを今までよりもっと大事にしようと思うようになり、『美菜屋』でも食材ロスを減らすように。農家さんへのありがたみもより一層感じるようになりました」
 監修だけでなく実際に土を耕したり野菜の収穫をしたり、畑仕事を経験することで“新しい喜び”や“新しい発見”があったようだ。