That girl with a
“LIGHT HEART”vibe

Vol.2 MIU

Apr 23, 2026 / BEAUTY

イットなヘアスタイリストに、 春のシーズンテーマ“LIGHT HEART”なムードをまとうハートフルな女性像をオーダー。完成までのメイキングを一部始終密着した、4月から6月に渡る全3回コンテンツ。第二回目は「SLEEPY HAIR」のスタイリスト荘司海右さん。洗練されたムードを持ち合わせる彼女のセンスは唯一無二で、感覚に身を任せ作り上げていく“LIGHT HEART GIRL”は揺るぎない芯のあるスタイルが色濃く映し出されている。細部までこだわったエッジの効いたファッションにも注目🪄

HAIR&MAKE-UP&PHOTO_MIUSLEEPY HAIR
TEXT&EDIT_Mizumo Uehara(PERK)

PROFILE
MIU/「SLEEPY HAIR」スタイリスト

地元の愛知で約3年美容師を務め、2023年頃に上京し「SLEEPY HAIR」のスタイリストに。以前は洋書を収集することにハマっていたが、最近引っ越ししたこともありインテリア探訪に没頭中。家具からこまごまとした雑貨まで、こだわりを持ってセレクトしたいそう。

“LIGHT HEART GIRL”

「ペールトーンのキュートな女性像を連想しました。個人的にかわいらしい雰囲気がタイプではないので、春らしい軽やかさを感じつつも落ち着きのあるシックなムードに仕上げました」。小さなポイントを散りばめた、あえて垢抜けきれていないギークなスタイルで違和感を演出した。

「ナチュラルな自然体のスタイルが好きなので、ノーセットでもいいかなと思いましたが、モデルちゃんの髪質が少し硬くて動きが出づらかったので、アレンジでひとクセ加えることに。毛先が跳ねているのってなんだかハッピーな印象になる気がして、正面から毛先がピョンっと出るようにパサパサな動きを意識して、ストレートアイロンで角が立つように曲げて巻きました。感覚のままにピンでザクザクと留めて完成。メイクは肌の色みを生かして、ベースをしっかり整えるのではなく多少のムラ感で凹凸をあえて残した、ツヤのある健康的な肌に。また、色みを全面に出すよりかはやや血色感が出るように、目元にはベージュ系、オレンジ系のカラーをプラス。チークは頬のアップめにのせるのがトレンドだと思うんですけど、あえて野暮ったく下げた位置に。赤ら顔の女の子みたいなイメージです」。やわらかくならないように、丸く巻くのではなく尖らせて巻くアイデアや、あえてトレンドを逆行する選択がMIUさんらしさを誇張させ、“手抜き感を作り込む”テクニックに圧巻。

「ブラウスを2枚レイヤードしたスタイルが好きで、薄い素材のアイテムを重ねて、かっちりしすぎないようサイズ感がタイトなものを上に合わせてくしゅっと動きをつけました。ストッキングも隠すのではなくしっかり見せて、腰回りは無造作にベルトでやんわりウエストマーク。足元はキャッチーなファイブフィンガーのシューズで締めました」。ブラウスのピンクの色合いも、着せられている印象を与えるようなカラーを意図的にチョイスしたとのこと。

不思議と惹かれる目が離せない“LIGHT HEART GIRL”が誕生。自分の感覚とセンスを信じきり、何事にも妥協しない姿勢がMIUさんの魅力のひとつ。日々興味のあるものや音楽、香りを始めとする好きなもので自分を固めているという行動力が、スタイルを確立している秘訣なのかも。