BEAMS Numata’s
NY Diary🇺🇸🛫
Sep 11, 2026 / HOROSCOPE
BEAMS“ぬまりん”の
5日間のNYダイアリー
「今月末、撮影でNYへ行くんですよ」そんな“ぬまりん”こと沼田さんの一言から、今回のNYダイアリーが始まりました。PERKにとっても、NYのリアルなストリートやカルチャーの今は気になるところ。そこで、ぬまりんが過ごした5日間に密着!
BEAMS チームならではの審美眼で切り取ったアパレルやフード、街で出会ったカルチャーまで、NYの今をたっぷりお届けします。ぬまりんが丁寧に綴る日記には、今知っておきたい情報も盛りだくさん。一緒にNYを旅する気分でチェックしてみて👀🇺🇸
PHOTO & TEXT_Tomohiro Numata
EDIT_Maria Ito(PERK)

PROFILE
沼田倫宏 通称“ぬまりん” / BEAMS プレス @tombooy_9 @beams_boy_official
〈BEAMS BOY〉をはじめとするウィメンズのカジュアルレーベルのプレス。ファッションと旅行が好きで、気になった場所やものにはまず飛び込んでみる!がモットー。新しい人やカルチャーとの出会いを楽しみながら、日々軽やかに活動中。

🇺🇸DAY1
人生で初めてのニューヨークに到着!
飛行機を降りて空港を出た瞬間から、写真や映像でしか見たことのなかった景色が目の前に広がっていて、「ニューヨークに来たんだ」という高揚感が漂います。
先輩等がニューヨークの空は高く見えると言っていましたが、確かに街には電線がない!まるで絵に描いたような景色……💭
旅の相棒は〈PATAGONIA〉のテラヴィア・ミニ・バッグ。カラーリングと小ぶりながらも収納力が高く重宝しております。今回に限り缶バッジもNY仕様です!


〈ENGINEERD GARMETNS〉でのコーデ組
今回のメインは〈ENGINEERD GARMETNS〉と〈BEAMS BOY〉の別注ビジュアルの制作。
ディレクターの宮本健太さんにスタイリングを組んでいただく、なんとも贅沢なこと!現地のオフィスで、念入りにコーディネート組とモデルオーディションを行います。
ニューヨークでビジュアルを撮影することは私も初めてなので、日本とは違う雰囲気に刺激を受けます!!


ニューヨークでの夜遊び「Nightmoves」
1日目の最後は、ニューヨークオフィスのアンナさんと一緒に「Nightmoves」というクラブへ!
ブルックリンにある小さなクラブで、この日は韓国の方のバースデーパーティーが開催されており、アジア人を中心に大盛り上がり。ニューヨークのクラブというだけでテンションが上がってしまい、音楽に身を任せ、ニューヨークらしい夜を楽しめて、大満足の1日目。

🇺🇸DAY2
ニューヨークブランド〈KEANE〉のアトリエへ!
〈BEAMS BOY〉でも取り扱いのある、ニューヨークのガラスブランド〈KEANE〉のアトリエへ。デザイナーのコリンさんとアリーさん、そして、愛犬のルイスに出迎えられ、さっそくバイイングがスタート。
アトリエにはガラスで作られたアイテムや試作品がずらり。〈KEANE〉では、デザインを決める際にまず透明なガラスで試作を制作。熱でガラスを溶かし、ひとつひとつ丁寧に形を整えながら理想のフォルムを探っていくそう。今回、初めての別注アイテムの完成品も見せていただき、ガラスならではの光や揺らぎにうっとり。
最後は、趣味でカメラを楽しむバイヤー・川相によるビジュアル撮影も行いました。



ニューヨークのリアルフードをランチに
出張中は、合同展示会や商談が分刻みで入っているため、束の間のランチ休憩。本日は、ニューヨークらしい一枚を味わえる「Traditas Pizza」。薄めでパリッとした生地に、たっぷりのチーズと具材がのった、シンプルながらも食べ応えのあるニューヨークスタイルのピザが魅力のお店です🍕一枚が大きくて、ザ・ニューヨーク!を味わえるのも特徴。お腹を満たしたら、余韻に浸る暇もなく、また次の商談先へ。これもニューヨーク出張らしい、慌ただしいランチタイムです。



クイーンズで出会った、リアルな暮らし
二日目の夜は、バイヤー・品川の友人に招いていただき、ご自宅で夕食を。向かったのは、東に位置するクイーンズ。ステーキやトルティーヤを囲みながら、ニューヨークでのリアルな暮らしや日常の話を聞かせてもらい、観光だけでは知ることのできない“現地の生活”に触れられた貴重な時間でした。クイーンズの駅を降りた瞬間に目の前に広がった夜景も忘れられないほど美しく、二ューヨークの街の魅力を改めて感じました。

🇺🇸DAY3
ニューヨーカーに愛されるワークウェアショップへ
三日目の最初は、ニューヨークの老舗ワークウェアショップ〈Dave’s New York〉。
店内には〈Carhartt〉をはじめ、さまざまなワークウェアが所狭しと並びます。〈BEAMS BOY〉でも別注のお取り組みをさせていただいており、多くのお客様に愛され続けているブランド。三代にわたって家族経営を続けているのも、このお店の魅力です。商談では商品の話はもちろん、長い歴史の中で受け継がれてきたお店の想いや、ニューヨークのワークウェアについてもお話を伺いました。最後にはご家族と一緒に記念撮影。人とのつながりを感じる、温かな時間となりました。



作り手と向き合う、バイイング
〈Randy’s Garments〉は、2019年にスタートしたブランド。もともと〈NEPENTHES NEW YORK〉の工場で経験を積んだデザイナーのブランドンが、ワークウェアへの深い知識と自身の視点を落とし込み、ものづくりを続けています。
今回はショールームにて、2027年春夏シーズンのアイテムをピックアップ。素材やディテールについて実際にアイテムを手に取り、作り手の言葉を聞きながら、商品が店頭に並ぶまでのバイイングを行い、〈BEAMS BOY〉が大切にする“ワーク”という視点からバイイングを行います。




🇺🇸DAY4
ニューヨークでしか撮れない、ビジュアル
四日目は、〈ENGINEERED GARMENTS〉と〈BEAMS BOY〉の別注ビジュアル撮影へ。
今回撮影するのは、ブランドのラペルジャケットをベースに、別注した『ZIP JACKET』。左右の身頃や、袖にもジップを配し、ベストのようにも着用できる遊び心のある一着です。
さらに『ZIP SKIRT』も〈BEAMS BOY〉のために1から製作。ジップの開閉によってシルエットを変えながら、さまざまな着こなしを楽しめるデザインに仕上がっています。
撮影の舞台は、マンハッタンのロウアー・イースト・サイド。チャイナタウンと隣接し、移民文化やストリートカルチャー、ヴィンテージショップなど、さまざまな文化が混ざり合うこのエリアは、ニューヨークの“今”と“昔”が同居する場所です。

今回フォトグラファーに迎えたのは、普段から〈NEPENTHES〉の撮影を手がけている安田壮希さん。ヘリンボーンとネイビーウールサージの2色が際立つよう、現地モデル2名を起用し、街を歩きながら撮影していきます。
大通りから一本路地に入るだけで、街の表情ががらりと変わり、レンガ造りの建物や古い看板、行き交う人々。すべてが、この街でしか生まれない背景になっていきます。服だけではなく、街の空気まで写し取るような撮影。ニューヨークでの贅沢な撮影時間はあっという間に過ぎていきました。

🇺🇸DAY5
ニューヨーク最後の朝は、ベーグルを
ニューヨークで過ごす最後の一日は、撮影をともにした安田壮希さんと、出張をサポートしてくれたニューヨークオフィスのミカさんとスタート。
朝食に向かったのは、ニューヨークで人気のベーグルショップ「Apollo Bagels」。ニューヨークらしい外側は香ばしく、中はもっちりとしたベーグルを楽しめる人気店。


お店の看板メニューのスモークサーモン、トマト、きゅうりのベーグルサンドウィッチをみんなでシェア。塩味の効いたスモークサーモンとベーグルの生地との相性は抜群。トマトやきゅうりのさっぱりとした味わいも加わり、忙しい朝にぴったりの一品です。日本でも以前、丸の内でポップアップを開催し、その際には大行列ができるほど話題に。ベーグルを頬張りながら、この5日間で訪れた場所や出会った人、撮影やバイイングの出来事を振り返り、あっという間だったけれど、たくさんの出来事が詰まった5日間。出張の最後にその時間をチームで共有することで、今回のニューヨーク出張が少しずつ思い出になっていきました。最後の朝食を終え、いよいよ帰国へ。13時発、羽田行きの便に乗るため、UberでJFK空港へ。

憧れのニューヨーク……💭
私がニューヨークを意識するようになったきっかけは、映画『プラダを着た悪魔』。マンハッタンの街をアンディが歩きながら、シーンごとに服が変わっていく、あの場面が大好きでした。そんな映画でしか見たことのなかったこの街に着いて、タクシーでブルックリンブリッジを走っている時に窓を見ながら思ったことは「今本当にニューヨークにいるんだ」といういこと。
街に出れば、頭の中でJAY Zの『Empire state of mind』が流れ出す。そんな、ちょっとベタなくらいに浮かれてしまう街。
歴代のバイヤーたちの多くが魅了され、何度も足を運んできたニューヨーク。そんな憧れの街に、今回は出張という形で来ることができたことも、自分にとってひとつの自信になりました。アトリエやショールームを訪れ、普段なかなか直接関わることのできない作り手の想いや、ものづくりの背景に触れる。店頭に並んでいる洋服たちも、その背景を知ることで、これまでとは少し違った角度から見ることができるようになりました。
この街の持つパワーには、最後まで圧倒されっぱなし。5日間を過ごしてみても、やっぱりまだ憧れの街です。いつかまたこの土地を訪れるときは、今よりもっと成長した自分でいたい。
そんなことを思いながら、ニューヨーク出張を終えました。

🗺Extra Editio
📌SKIMS
2019年にキム・カーダシアンが立ち上げた、アメリカ発のボディウェア/アンダーウェアブランド〈SKIMS〉。ニューヨークの一等地として知られる5番街の店内は、多くのお客様で賑わっていて、その人気ぶりを肌で感じました。店内には、話題の〈Nike〉とのコラボレーションも発見。ウェアだけでなく小物もラインナップされていて、思わず足を止めてしまいます。19:00に閉まってしまうお店が多い中で21:00まで開いているのもポイント。5番街でのショッピングも、今回のニューヨーク出張の思い出のひとつになりました。

📌9th St. Vintage
イースト・ビレッジにあるヴィンテージショップ〈9th St. Vintage〉。店内には年代の異なるアイテムが所狭しと並び、ニューヨークらしい自由なセレクトにワクワクします。掘り出し物を探しながら店内をゆっくり見て回るのも、ニューヨークでの楽しみのひとつ。
店主の人もすごくおしゃれで、ブルーのビルケンのボストンは自分で藍染したのだとか!

📌FUGAZI
日本ではまだ未上陸の〈FUGAZI〉へ。ストリートウェアをベースに、ワークウェアやヴィンテージの要素を取り入れたアイテムが並び、個人的にも今着たい気分にぴったり。メンズだけでなく、カップルで訪れる若いお客さんも多く、どこかビームスにも通じる雰囲気を感じました。ここに来れば、素敵な洋服はもちろん、今のニューヨークのリアルなスタイルも楽しめます。

📌Happier Grocery
ヘルシー志向が高まる今、ニューヨークで注目を集めているのが、2023年にオープンした〈Happier Grocery〉。日常の延長線上にありながら、いつもより少し上質なものを気軽に楽しめるのが魅力です。1階には惣菜やサラダなどのテイクアウトフードが並び、地下フロアには日用品や美容アイテムまで、個性的なブランドをセレクト。冷蔵庫の中に洋服がディスプレイされているなど、足を止めてしまうようなユニークな仕掛けも。私は旅の記念にオリジナルのTシャツを購入。食だけにとどまらない、新しいスタイルのグロサリーストアです。




