To a Sustainable Future
May 20, 2021 / FASHION
“私にできること”からスタートする
彼女たちのサスティナビリティ
右:ウノハのワンピース、オールバーズのスニーカー
※すべてモデル私物。
2人で運営する「EF.」の活動について
沙希 ショーの後日にSONYAと改めて会った時、健康被害の話や普段実践していることを詳しく聞いて、「インスタを始めるのもありじゃない?」と私から提案したんです。彼女が実践していることを私は知れてよかったから、もっと周りに発信していろんな人に知ってもらえたほうがいいんじゃないかなって。
SONYA そこから少しずつ話を膨らませていって、「EF.」のインスタを立ち上げたのは去年の6月か7月頃かな。コロナ禍でちょうど自粛中だったから、TV電話でミーティングして、自粛明けに始めようってことになったよね。
沙希 「EF.」には、“もしも、自分の選択が少しでも未来をよくするのなら”というコンセプトがあって。堅苦しいことじゃなくて、例えば今日スーパーに洗剤を買いに行った時「あの子たちが言ってたから、今回はこっちを選んでみようかな」と思ってもらえるような。日々の小さな選択が未来に繋がることをシェアできたらいいなと。「EF.」は“ECO FRIENDLY”の頭文字を取っていて、これを“イフ”と読むことでコンセプトにもかかるようにしたんです。2人でめっちゃ考えたよね。
SONYA 環境問題や地球温暖化と聞くと、それだけで難しく感じる人もいるだろうから、ポジティブに発信していきたいと2人で話していて。「ペットボトルを使っちゃダメ」より、「マイボトルを持ち歩こう」のほうがずっと前向きに伝わる。私たち自身もポジティブな気持ちで取り組んでいるからこそ、「EF.」をストレスなく続けられているんだと思います。
沙希 今年の2月に「EF.」で「ストージョ」とコラボしたロゴ入りタンブラーを作ったんです。タンブラーって結構重いから、なかなか持ち歩きづらいという声があって。「オリジナルロゴを入れて作らせてもらえませんか?」と、私たちから問い合わせて実現しました。このタンブラーなら折り畳めるから小さめのバッグにも収納できるし、スタジオで撮影する際も自分のものだとひと目でわかる。何よりプラカップのロスを減らせるんです。「EF.」のロゴが入ったステンレスストローも、「ノープラスチックジャパン」さんに作ってもらって。これらの売上金の一部は寄付もしています。
— PICK UP PRODUCTS! —