FEEL SO MUSIC
Jan 30, 2021 / FASHION
心地のいい日にこそ纏いたい
音楽を感じるファッション
「Clarks ORIGINALS」Walabee Cup, Walabee
1966年の発売以来、多くのアーティストに支持されてきたモカシンシューズ。ヒップホップやロック、レゲエなどジャンルを横断し、ファッションスナップやジャケ写で彼、彼女らが愛用している姿を確認できる。ベージュや黒といったクラシックなモデルに惹かれる一方、春が待ち遠しくなるパステルカラーも気分。特に写真左のワラビー カップはクッション性抜群で、一度履いたら手放せなくなりそう。
「Cycle by M.Y.O.B.」ONE-PIECE
再生ポリエステルに、大地をイメージしたネオヒッピーなムードの柄がプリントされたサステイナブルなワンピース。音楽から直接インスピレーションを受けているアイテムではないものの、デザイナーのcomiにとって音楽は毎シーズンのコレクションをデザインするうえで、欠かすことのできないアイデアソース。ストリートはもちろん、レイブやフェスで自然の壮大さを感じながら着たい。
「irojikake」EYE SWEAT,
THE END T SHIRTS, BUBU PANTS
モデルでシンガーの紗羅マリーが、音楽的マインドをデザインに込める「イロジカケ」。タイダイスウェットは「ここ1年ほどサイケデリックな音楽を好んで聴いていた」と、背中のコラージュ部分にその影響が表れている。Tシャツの“THE END”は愛息が自然と書いたそうで、パンツも息子が描いた絵をプリント。「特にパンツは世の中が混沌としているだけに、底抜けのハッピーを表現したかったんです」。
「adidas Originals」SUPERSTAR
1970年代にバスケットボールシューズとして誕生し、’80年代にはRun-D.M.C.が紐を外してこのスニーカーを履いていたのはあまりに有名な話。スリーストライプスとラバーのシェルトゥは50年経った今も変わらないアイコニックなディテール。黒に代表されるオーセンティックなタイプか、それともスリーストライプスとヒールパッチを2トーンにした春夏シーズンの新作か。うれしい悩みが尽きない。
「P.A.M」SHIRT
雲をモチーフとした柄の上にイギリスのエレクトロニックユニット、アート・オブ・ノイズの「Moments In Love」から着想を得た“GINSENG”ロゴをフロントに、チェッカーボード柄の“HI-FIVE”グラフィックをバックにプリント。さらにブランドのアイコンの一つであるデイジーのグラフィックが散りばめた総柄シャツ。確かに音楽がインスピレーション源だけど、ここまでくるともはやアートの域。
「is-ness MUSIC」FUNK S/S T-SHIRT,
TECHNO S/S T-SHIRT
メンズブランド「イズネス」の音楽ラインとして、エレクトロニックミュージックから辺境ビートまで、世界の音楽やクロスカルチャーをファッションに落とし込む。2017年のスタート以来、音楽にちなんだパロディモノを展開しているなか、春夏はアメリカの自動車メーカーのロゴを模した“Folk”、オーディオブランドのロゴをオマージュした“Techno”などが登場。相変わらずのグッドセンス!
「Name.」MULTI PRINTED OPEN COLLAR HS SHIRT,
SHEER SMOOTH JERSEY LACE UP SLEEVE TEE
春夏のシーズンテーマは“SOLARIS”。デザイナーが敬愛する細野晴臣が所属していたYMOの楽曲「CASTALIA」が、1972年の旧ソ連映画『惑星ソラリス』から影響を受けて作曲されたことを知り、この作品をピックアップしたという。マルチパターンがプリントされたオープンカラーシャツ、奥行きのある光沢とシアー感のあるレースアップスリーブTシャツ共に、メッセージ性が隠されている。
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