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STYLIST
MANA YAMAMOTO

October 01, 2020 / FASHION

愛すべき“my”レコメンドカルチャー

“好きなもの”を手にした瞬間、誰しも心が躍るはず。トレードマークのような存在のワンピース、バイイングの思い出が詰まったアクセサリー、自身のカルチャーと共に歩んだスニーカー、感性を刺激してくれるヴィンテージ小物。ファッションフリークのあの人が集めてきた、自分だけの偏愛コレクション。

PHOTO_Ryo Sato(TRYOUT)
TEXT_Yoshio Horikawa(PERK)
EDIT_Hitomi Teraoka(PERK)

COLLECTION_CHARACTER TEE & ONE PIECE

キャラクターモノやフォルムが特徴的な服など
一着で完成するスタイルでいて
なんだか気持ちが上がるような服が好きなんですよね。

PROFILE

MANA YAMAMOTO

山本マナ
北海道生まれ。雑誌や広告、カタログにアーティスト等のスタイリングを手がける。2009年「pleasure land」、19年「Cześć = Hello」に作品展を開催し、今年の春には新たな発信の場として架空のオンラインギャラリー「SNÖ」をオープン。キャラクターモノをこよなく愛する一方、スウェットやスニーカーといったメンズアイテムを随所に取り入れた、かっこいい着こなしを信条とする。
Instagram_@mana.snow

――今日ご用意いただいたキャラクターワンピとTシャツ、すごい数ですね! いつ頃からコレクションを始められたんですか?

集めはじめたのは12、3年くらい前ですかね。子供の頃からキャラクターモノが好きとかそういうことではなのですが、大人になってから自分のワードローブに取り入れるようになり、自然と集まっていった感じです。

――キャラクターモチーフのアイテムって着こなしが難しいイメージがあります。私が着ると子供っぽく見えたり、野暮ったくなりそう……

私の場合は、キャラクターモノを着る時こそカジュアルアップしたいので、例えば赤リップを塗ってみたり、普段はあまりはかないヒールやブーツ、ロングスカートを合わせてみるとか。キャラクターモノを着ているのだけど、きれいめにスタイリングしています。プリントのデザインを選ぶ時も、このミッキーはいいけどこっちは違うなとか、何となくの感覚ですがセレクトする時の自分ルールがあります(笑)。

―― アイテムたちは古着で探すことが多いのですか?

それがそういうわけではなくて。この『スポンジ・ボブ』のTシャツは古着ですけど、あとは全部新品だったかな。古着屋では出合えたら買おうかな、くらいの気持ちです。あとは、気に入ったらまとめて何着か購入することもありますね。最近では1年半ほど前、NYへ行った時に宿泊したホテル近くのショップで10枚くらいまとめ買いしました(笑)。そこにある『チャーリーズ・エンジェル』風のTシャツも、その時に買ったものです。Tシャツを買う時は直感で。他はサイズ感を気にするくらいかな。『シンプソンズ』のリサのTシャツは大きめなのでワンピースみたいに着てカラータイツを合わせるのもかわいい。

―― このワンピースたちもかわいいですね。

これは古着のリメイクワンピースで、友達の旦那さんがやっている「POTTO」というブランドのものです。彼のリメイクセンスとマイペースなスタンスも好きで。ハイウエストで切り返しが入っているデザインなので、全身のバランスが良く見えるところが好き。なんだかんだ毎シーズン買い足していますね。制服のように着ています。コンパクトに畳めるので、海外ロケにも必ず持っていくかも。撮影の時はスニーカーを合わせて、夜食事に行く時は革靴にはき変えるとか、足元だけでもかなり印象が変わるんです。キャラクタープリントじゃないロゴデザインのものとかも含めると30着は持っていると思います。最近、新たに『セサミストリート』とチョコの『M&M’S®』のプリントでオーダーしました。

――そんなに持っているんですね! デザインはすべてオーダーされているんですか?

完成しているものを購入する時もありますし、モチーフをリクエストしてお願いすることもあります。『E.T.』や『スター・ウォーズ』など映画のキャラクターや、少し前は『バットマン』や『シンプソンズ』など海外のマンガモチーフでお願いをした時期もあったり、その時々の気分によって、いいなと思うキャラクターがあったらオーダーしています。今年の2月にロンドンに行った時には、機内で『テッド』を観たことをきっかけに、帰国後すぐに『テッド』のワンピースをお願いしてしまいました(笑)。

――着られた時のシルエットもきれいですよね。

そうなんですよ。このシルエットがやっぱり好きで、身体のラインを上手く隠しながらバランスよく仕上げているというか。それもあってか、周りの人からも欲しいと言われることが徐々に増えてきている印象です。オールシーズン着られるのもよくて、冬場はこれの上にコートを羽織ったりします。冬っぽい素材のコートとこのワンピースの合わせが好きなんですよ。アウターと合わせた時のバランスが自分に合っていていいんですよね。あと、私はメンズのスニーカーをはくことが多いのですが、女性らしいこのワンピースとの相性も抜群。そもそも重ね着があまり好きではないので、こういう風に一枚でさらっと着ることができて、それでいてなんだか気持ちが上がるような服が好きなんですよね。十何年も飽きずにリピートしているのは、このワンピースくらいかもしれません。

――重ね着をされないということは、シンプルなコーディネートが好みなんですか?

シンプルな組み合わせが好きで、そのうえでキャラクターモノやちょっとだけ派手な服、フォルムが特徴的な服など、あれこれ合わせるのではなく一着で完成するスタイルが好き。お仕事の服とプライベートの服の境界線もほとんどないですね。きれいなニットにきれいなパンツというミニマルなスタイルにも憧れますけど、自分には似合わなくて、例えば黒でもいかにもクールな感じは照れがある(笑)。こういったキャラクターやビビッドな色だったり、ボリュームのある服だったり、遊びのある服が好きですね。

――そうなんですね。あとワンピースキャラTをどのように収納はされているんですか?

ワンピースはラックに掛けて、Tシャツは畳んでからキャラクターモノとそのほかとで分けて収納しています。自粛中に整理しました。

――自粛期間中に整理されている方多いですよね。「POTTO」のワンピースがクローゼットにずらっと並んでいたらテンションが上がりそうです。

そうですよね、毎回楽しみです。意識して集めているわけじゃないから、ふと気づいた時にまたずらっと増えていそうですよね(笑)。

「ミッキーなど海外のキャラクターに目がないんですよね。シンプソンズはNYの街を歩いている時にたまたま目に入って、あ~、欲しい! って(笑)。あと『バットマン』や『スパイダーマン』、『テッド』なんかの映画は飛行機のなかで観て、いいなって。私、ノンストレスで観られる映画が好きで、人が殺められるような映画は苦手。子供でも楽しめる作品を機内で観ることが多いです。『E.T.』や『スター・ウォーズ』は買った頃に観たわけではないけど、そういえば昔の映画もいいかもって。本当に気分の赴くままって感じです。キャラクターの切り方も絶妙ですよね。」

Column_COLOR LINER

鮮やかなカラーライナー&ラメをアクセサリーのように
コーデのポイントとして目元へON

「メイクはアクセサリーの一種と考えていて、服を着た自分を鏡で見ながらさっと使えるカラーライナーやカラーマスカラが好き。出かける前に香水をつけるようなイメージで使っています。なかでもゴールドやシルバーのメタリックのアイライナーは、アイシャドウっぽく見えてこれひとつで完結できる。お気に入りは手芸用品の[オカダヤ]で売っている「LA Splash」のカラーライナー(写真上)。メイクが得意じゃない私でもすごく使いやすくておすすめです。あと「ディオール」からカラーライナーが出た時も全色買いました(写真下)。特にブランドにこだわりはなくて、色のニュアンスに惹かれて買い足しています」

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