RUSH IN RESCUE CARE!
Jun 19, 2025 / BEAUTY
ハードに生きる女性に向けた
とっておきの駆け込みご褒美ケア


毎日を全速力で駆け抜ける女性たちへ。仕事も遊びもノンストップで爆走していたら、気づけば身も心もボロボロに……。ふと鏡に映った自分が自分じゃないかのように思う時ってない? それでも懸命に生きていたいし、いつどんな時だってモチベーションは高く、常にキラキラしていたい! 体も心もまとめてクリーンに一新できる、ご褒美レスキューケアの気まぐれ連載コンテンツ、スタート!
PHOTO_Mie Nishigoori
EDIT&TEXT_Mizumo Uehara(PERK)

「36.5°C detox&recovery salon」
THERAPIST_Miho Masuda
第1回目は恵比寿にある「36.5°C detox&recovery salon」で働く舛田美穂さんにインタビュー。実際に編集部Mizumoも、日頃より通っているエステサロン。こちらでは“腸もみ”に特化したメニューがあり、インスタグラマーや著名人も足繁く通う隠れ家的ホットスポットなのです。
――まずは、ご経歴を簡単に教えてください。
「もともと体を動かすことが好きだったので、好きなことを仕事にしたいという自然な流れから、スポーツジムでアルバイトをしていました。その後、結婚を機に一度専業主婦になりましたが、ひょんなことから夫の紹介で知人のエステサロンで働くこととなり、こちらの業界に足を踏み入れました」
――「36.5°C」という名前の由来は?
「“土台作り”という意味を込めています。現代を生きる女性は、自分の外見にフォーカスしがちな方が多い印象です。体がSOSを出しているのにも関わらず、気づかず、あるいは無視をしてストイックに取り組み、しまいにはメンタルがボロボロになってしまう。そんな彼女たちを助けたいという強い気持ちがあります。少し前置きが長くなりましたが、まずは土台を一緒に整えていこう、という意味をサロンの名前に込めました。また、人間は体温が36.5°C以上だと免疫力が上がるということ。数字だと覚えてもらいやすい点も由来の一つです」

Original aroma oil
How are you feeling today?
――“腸もみ”のメニューを取り入れようと思ったきっかけは?
「以前勤めていた小顔サロンで、スキンケアをいいものに変えただけじゃ悩みは改善できないという問題に直面したんです。肌も体も内側からきれいにしていきたいと決意した時、独学で根本的な改善を追求した先にすべては腸が関係していることに気づきました。ダイエットも一時的な減量ではなく、長期的に健康で美しくいるためには、ベースから整えていかないと意味がない。しっかりとした睡眠時間を得られていなかったり質が悪かったりすると、まず腸に影響が出て神経が上手く機能せずホルモンバランスが崩れて……。もう負のサイクルなんです。どんな不調も根っこには腸が関係していて、腸もみは“美容の軸”を整えるのにいちばん大事なことだと実感し、取り入れるようになりました。実際にそういったお悩みを持ったお客様が足を運んでくださっています」
――今のお話を踏まえて、セラピストになろうと決めた体験談はありますか?
「高校生からずっとダイエットをしていて、痩せていないとかわいくない、洋服もSサイズじゃないとダメだという自分の固定概念にずっととらわれていて苦しかったです。食事も少量しか食べず睡眠も十分に取れず、次第に腸のメカニズムがおかしくなっていることに自分でも気づいていました。危機感を顧みずに痩せたい一心で、その生活を続けていた時にあることが起きました。友人宅でホームパーティに呼ばれた時、友人は産後で揚げ物もたくさん食べているのに自分より華奢であることに対し、やるせない気持ちでいっぱいになり、気づいたら涙が流れていました。すでに心はボロボロで崖っぷちだったんです。その出来事がきっかけで、根本から向き合い改善していこうと自分を立て直しました。いわゆる人生のターニングポイントになるのかもしれないですね。実際に私が体験したことを踏まえて、“痩せている=かわいい”ではなく本物の健康美を多くの人に知ってほしいし、考え方そのものを変えていきたいと思っています」


Special home care
Must have item!
――そんなことがあったのですね……。本物の健康美を追求されている舛田さんが、普段から実践しているルーティンなどはありますか?
「お客様の施術後は特に神経が高まっているので、体を緩めてリラックス神経にシフトすることを心がけています。通称“ピラティスボール”と呼ばれているストレッチボールで、テレビを眺めながらだったりお酒を飲みながらほぐすのが好きです。あと筋膜にアプローチしてくれる“マッサージガン”で、より凝っているところを集中してほぐします。お酒が本当に大好きで、一日の仕事の疲れをお酒で吹っ飛ばすこの至福の時間に、“頑張らない美容”で体も心も癒すことを日課にしています。大好きなことをずっと大好きでいられるための、日々の積み重ねは大事ですね! 」


Detox Smoothie & Yogurt bowl
This is how I start every morning.
――腸もみ以外に、腸を改善する食事などがあれば教えてください。
「これこそ、毎日欠かさず徹底して飲まないと、という義務感ではなく気が向いた時に取り入れているメニューなのですが、野菜や果物の素材の味を活かすスムージーを朝に飲むと腸内環境も整いますし、すっきりといい一日をスタートできます! あとは少し価格が高くても使用されている成分を必ずチェックして良いものを買うように。自分の体に入れるものをしっかりと把握しておくと、腸が不調の時にいろいろ思い返せば消化に良くないものを食べていたなとか、自然と意識づけできます。スムージーが気分ではない時はヨーグルトを作ったりしますね」

Reassess the time you spend
working on yourself.
ご自身の忘れられない体験がきっかけとなり、現在セラピストとして活動されている舛田さん。私は初めてお会いした時、彼女の放つ温かいオーラだったり、親身になって相談に乗ってくれる姿勢や佇まいに魅了されました。施術の効果は直後から感じることができ、腸がぎゅるぎゅると鳴いていて不思議な感覚……。以来、彼女が身近なお手本となり、腸を改善することでベースが整い体の不調はもちろん、心や思考もすっきりするなど、腸はすべてに通づるということを学びました。体と心のコンディションをバッチリ整えたいのなら、まずはこちらに足を運んでみてほしい! これからの日々がちょっぴり好転するような、ハッピーなマインドになれる体験ができるかも。

36.5°C detox&recovery salon
東京都渋谷区恵比寿4-7-15
恵比寿コラージュ301
TEL_070-2036-4391
11:00~19:00
無休
@_____36.5_ebisu