Tokyo Brand
Seasonal Signatures
January, 2026

Jan 07, 2026 / FASHION

世界に誇る東京ブランドの
今季の象徴的アイテムを毎月セレクト

レイヤードに深みが増す季節。まだまだアウターは手放せないけれど、時折ぽかぽか陽気な春の気候が訪れるなど、気まぐれで不安定な今日この頃。こちらのコンテンツでは、シーズンテーマはもちろんデザイナーの偏愛や今の気分が存分に表れた、東京ブランドの今季のシグネチャーアイテムをピックアップ。ちょっぴりクセのあるキャッチーな主役級アイテムを忍ばせて、ひとさじのロマンティックなトーンに春のエッセンスを感じるやわらかな質感のテキスタイルで、軽やかなムードに衣替えしよう。

PHOTO_Yoko Tagawa
EDIT&TEXT_Mizumo Uehara(PERK)

TBSS_1

VIVIANO

DESIGNER_Viviano Sue
LAUNCH_2016 A/W

ドラマティックな透け感をまとう
“秩序の花々の間からほのかにゆらめくカオス”をコンセプトに掲げ、デコラティブなエッセンスを取り入れたコレクションを展開。今季は“Neo Romanticism”をテーマとし、その中から色を削ぎ落とした静寂さにクチュールライクな構築や、デザイナー自ら手付けで配置するラッフルの揺らぎなど、繊細なディテールが際立つセットアップをピックアップ。程よくハリのあるオリジナル生地は、ドット柄がところどころバラになっている。普段の装いにプラスするだけで、エレガントなきらびやかさを演出できること間違いなし。新しいロマンティックの形を体現して。
A Pois Tulle Top ¥66,000, A Pois Tulle Skirt ¥77,000

ヴィヴィアーノ TEL_03-3475-5725
https://vivianostudio.com/
@vivianostudio

TBSS_2

AOIWANAKA

DESIGNER_Aoi Wanaka
LAUNCH_2019 S/S

作り手の想いをギュッと一着に
男性性と女性性の対比の中に見え隠れする、揺れ動く内面の美しさや力強さ、自由を形にした〈アオイ ワナカ〉から“Bella Vista”(美しい眺め)をキーワードに、自分の願う未来の景色を詰め込んだ、表情の異なるモチーフをスクラップ調に仕上げたカットソーが登場。“目の前に広がる景色がどうか美しくありますように”、小さな刺繍一つひとつに喜びや祈り、重ねてきた時間の感情をそっと縫い留めた。オーバーサイズのニットに、レースのチョーカーをアクセントにエッジをきかせてもよし。メッセージ性が強く表れたデザインは、少しの勇気をもらえる魔法の一着。
センチメントエンブレムスリーブレストップス¥35,200

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RUMCHE

DESIGNER_Rumi Yasuhara
LAUNCH_2018 A/W

百変化が叶うマストバイなアクセサリー
” Chain of Wills -意思の連鎖- “をコンセプトに世代や時代を超えて永く愛される、日常を彩るデザインを提案する〈ラム・シェ〉。ブランドのシグネチャーであるボンドヤーンのビスチェは、シーズンを問わずに自分色に多様なレイヤリングを楽しめる万能なアイテム。今シーズンはデザイナー自身のフィジーでの滞在をもとに、伝統工芸でもある木彫りのうつわの柄を彷彿とさせるゴールドやシルバーのビーズを装飾した。素材をリンクさせて重厚感のあるニットに重ねたり、シンプルなワンピースに合わせて立体感を加えたりと、100通りのスタイルを生み出せる。
リーフフリンジボンドヤーンビスチェ¥36,300

ラム・シェ TEL_03-6303-2027
contact@rumche.com
https://rumche.com/
@rumche_official


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MIKIOSAKABE

DESIGNER_Mikio Sakabe, Shueh Jen-Fang
LAUNCH_2006

平成ファッションを令和らしく着こなして
〈ミキオサカベ〉は次世代の人間像を提案していくなかで服を作るというだけではない、時代としての、そしてエモーションとしてのファッションを提案。今季は日本の伝統衣装の構造や素材感をベースに、ストリートのリアリティと日常のムードを融合させたデザインが特徴。何層にもレイヤードしているような春らしいカラーリングのパンツは、ルーズなシルエットにスウェットを腰巻きしている斬新なアイデアが、平成ファッションの要素を色濃く映し出している。当時の学生の制服スタイルを想起させるようなどこか懐かしくも感じられ、まさに都市の空気と共鳴する新しい日常服。
レイヤードパンツ¥68,200

ミキオサカベ TEL_03-6279-2898
@mikiosakabe

TBSS_5

mukcyen

DESIGNER_Yuka Kimura
LAUNCH_2024 A/W

自然と自信が満ちてくる、魅惑の一張羅
デザイナーの苗字“mù cūn”をもとに造語として命名された〈ムッシャン〉。“寄り添う第二の皮膚”をコンセプトに、ボディコンシャスなシルエットにガーゼやオーガンジーなどソフトな要素を取り入れ、強さと儚さを強調。時間をテーマとした秋冬コレクションから、無色ながらも迫力のあるマキシコートをチョイス。ポーランドの長編映画『砂時計』に出てくる砂漠の描写がイメージソースとなり、印象的だった質感や動きを袖部分の不揃いなベルベットで表現。余白を削ぎ落とし、パワーショルダーに計算された落ち感が、まとう人の美しさを最大限に引き出してくれる。
クイックサンドマキシコート¥143,000

サカス ピーアール TEL_03-6447-2762
https://mukcyen.com/
@mukcyen