Timberland
in their own style
CASE3 / ギーセン珠理

自分らしく挑戦し続ける女性へ

Mar 14, 2023 / FASHION / TIE UP

地に足をつけながら、
自身のスタイルを貫く女性の足元に

勇敢さや大胆さを持って冒険し続ける人をサポートする〈ティンバーランド〉。定番の“イエローブーツ”は、もともと雨や雪の多い厳しい気候で生きる人々のために作られ、アウトドアやワークシーンでの役割もしっかりと果たしている。そんな一足を日常に落とし込むのは、ハードな職業でも自身の感性を映し出し、突き進んでいる3人の女性たち。今回は“International Women’s Day”にちなんで、彼女たちならではのポジティブなメッセージを受け取ってほしい。最後の3人目は、ファッション業界でエディターやビデオグラファーとして活躍するギーセン珠理さん。「社会課題にも取り組んでいきたい」と話す彼女の人柄や考え方にも注目。

PHOTO_Houmi Sakata(TRON)
EDIT&TEXT_Maria Bun(PERK)

CASE 3_JULE GIESEN

PROFILE

ギーセン珠理/ビデオグラファー、エディター、ライター
雑誌『ViVi』で2年半の編集経験を経てフリーランスに。「表現の幅を広げたい」とムービーの世界に飛び込み、ビデオグラファーとしても活躍する。自身で描いたイラストを盛り込んだカラフルな映像は、ファッション業界でも注目を集めている。
@juliegiesen

周りの“普通”に流されず、
個性を貫いた独自のスタイル

timberland.co.jp

 社会の“普通”に疑問を持ち始めたのは、大学3年生の就職活動の時。個性を大事にしたいという思いから、自分の“好き”を貫いた先にギーセンさんのスタイルが見えてきた。
「もともとはキャビンアテンダントになりたかったのですが、就活が始まると同時にファッションを楽しんでいた友達が全員黒髪になったんです。すごく違和感があって、その時に自分の個性を貫きたいと思いました。『ViVi』の小さな企画にモデルとして呼んでいただいて、初めてエディターという職業があると知りました。その方に憧れて『弟子入りさせてください!』と連絡をし、2年半アシスタントを務めました。ファッション業界の華やかな印象とは対照的に、実際は地味な作業が多い仕事でした。でも好きなことの延長だし、学びも多かった。編集アシスタントの頃からビデオグラファーとして活動していたけれど、本格的に始めたのはフリーランスになってからですね」
 ビデオグラファーと聞くと大きなカメラやライティング機材など、タフさが求められる仕事だが、ギーセンさんは動きやすく、軽やかなスタイルを信条としている。
「今までに大きな機材を試したこともあるんですけど、やっぱり重くて撮影に集中できなくて。そんな時に、昔からアナログなものが好きだったのでハンディカメラを使ってみたらしっくりきたんです。編集ソフトにしても最初は無料版を試していろんなアプリのいいとこ取りをして……。ものは使いようだなって思うんです。どんないいものを使っても、使いこなせなければ意味がない。無理にみんなの真似をしなくても、自分に合っている身軽なスタイルで、上がりは超かわいいよっていうのを貫いていきたい」