Aug 20, 2021 / CULTURE

連載第4回のテーマは
日々の相棒となり得る
使える“おうちガジェット”

令和の次は昭和っぽいアイテムを!
一度体験したら絶対に手放せなくなる
ふとん乾燥機をピックアップ

すでに廃盤となっているものの、サイズ感や収納しやすさ、ホースがないところなど、このタイプのモデルがお気に入りだそう。昭和っぽい見た目とは裏腹に、わかりやすくQOLを上げてくれるスグレモノ。

「象印」ふとん乾燥機 RF-AA20-AA(廃盤)
サイズ(約):幅28×奥行13×高さ35cm(コードバスケット含む幅33.5cm)
重量(約):4.0kg
マットやホースを使わず、ふとんにセットするだけでOK。通常の乾燥のほか、冬場はあたため、夏場はふとんの温度を下げる送風仕上げコースが活躍。電気代が節約できるエココース、ダニ対策コースも備える。また、角度自在な吹き出し口は、洗濯物や革製品の乾燥にも使える。

 先ほどのルンバとは打って変わって生活感に溢れた「象印」のふとん乾燥機、私が何年も使ってるアイテムだから愛着がすごい(笑)。この“ひと昔前からずっとこのまま”みたいなカラーリングも含めて愛おしいんですよね。こちらはすでに販売終了していますが、スタイリッシュな見た目の後継モデルが発売されています。そもそも、ふとん乾燥機の何がいいのかという話なんですが、ふとんの中の羽毛とかがフワァァアア〜ってなるんです。湿気が多い夏場はふとんがぺショっとするけど、空気を含んでかさが高くなって軽やかになります。なので寝つきが全然違うんです。わかりやすく例えると、ちょっといいホテルに泊まった時にシーツとふとんがスベスベふかふかで気持ちいいってことあるじゃないですか。あれを毎日味わえます!
 普通の乾燥機って、本体を置いてふとんにノズルを入れるタイプが多いんですよ。昔はふとん乾燥機の袋を置いてそれで乾かすという結構大掛かりなものがほとんどだったようですが、このモデルはノズルもなければ本体だけで済むから、ものすごくコンパクト。それに、吹き出し口がふとんや人の手などで塞がれたりするとセンサーが感知して運転を停止してくれるので、そういうところも安心です。収納場所にも困らないし持ち運びも簡単で、かゆいところに手が届くめちゃくちゃ優秀な子なんです。

 使い方は本体をガガガッと開いて、吹き出し口をふとんの中に滑らせて乾燥させるだけ。私は寝室のクローゼットの上に置いておいて、週1くらいのペースで使っています。開いてセットしてスイッチを入れるだけの簡単3ステップで、ふとんがフワァ~っと乾燥されるんです。夏場には乾燥のあとに布団の温度を下げる送風仕上げというのがあるので、乾燥させたいけどホカホカにはしたくない! という時にとてもいいですよ。あと、冬場にふとんが冷たくて眠れないという時にはあたためのコースもあるので年中活躍します。
 ふとん乾燥機を持ってない人、結構多いのかなと思うんですけど、本当に試してほしいです。「あぁ~、本当に幸せ。おふとん大好き!!」という気持ちになります。後継モデルはカラーリングが可愛くなっているので、ぜひチェックしてみてください。以上、私がおすすめするふとん乾燥機でした。これに関しては使われた方の感想もぜひ知りたいですね。