Aug 20, 2021 / CULTURE

連載第4回のテーマは
日々の相棒となり得る
使える“おうちガジェット”

INDEPENDENT GIRLから高い支持を得る人気俳優の中田クルミさんが、デジタルガジェットについて独自の視点で推しポイントを紹介する連載コンテンツ。第4回は、さすがに飽きてきたステイホームにそっと寄り添ってくれる“おうちガジェット”をピックアップ。

PHOTO_Shinsaku Yasujima
MOVIE_Kei Doguchi, Kouki Hirano(TRYOUT)
STYLING_Miki Aizawa(LUCKY STAR)
HAIR&MAKE UP_Narumi Tsukuba
TEXT_Mika Adachi
EDIT_Yoshio Horikawa(PERK)





引き続き外出自粛が必要な今だからこそ、
おうち時間をさらに充実させたい!

今回のテーマはずばり“おうちガジェット”です。ここ数年で“スマートホーム”という概念が浸透していますが、今回はちょっとハードルを低めにして、シンプルに“家電”というカテゴリーで、私自身が使っているものや気になっているものを選びました。自粛生活が続く毎日ですが、少しでも皆さんの生活のクオリティが上がるきっかけになればと思っております!

「もっと早く買っておけば……」
と感じる家電No.1!
ルンバのすごさとは!?

ルンバ s9+
家全体の間取りを学習&記憶して、おうちの隅々までピカピカにしてくれるロボット掃除機の最上位モデル。従来型とは違うD型のフォルムと強力な吸引力で、今まで難しかった部屋の四隅も簡単に掃除できる。パワフルなのに静音モードもあったり、ゴミを自動で収集してくれたり、生活の質がグンと上がるスペシャルな一台。

「アイロボット」
ロボット掃除機 ルンバ s9+
サイズ(約)ロボット本体:最大幅31.2×高さ8.9cm、クリーンベース:高さ49×幅31×奥行き39cm
重量(約):4.0kg(バッテリー含む)
従来モデルと異なるD型シェイプと、家の中を正確に記憶するスマートマッピングで、部屋の隅や窓際のゴミまで徹底的にとらえてクリーニング。ダスト容器30杯分のゴミを収集できるクリーンベース®により、本体のダスト容器の容量を気にせず掃除できるのもうれしい。

 ひとつめは、「アイロボット」が発売しているロボット掃除機ルンバs9+、そして拭き掃除ができるブラーバ ジェット m6のお掃除家電セットをご紹介します。ルンバの存在はずっと知っていて、私は去年のコロナ禍が始まった頃にようやく購入しました。使ってみた感想は「なんでもっと早く買わなかったのか……」と、もうこのひと言に尽きます。そのくらい家がピッカピカになるんですよ。私が使っているのは800シリーズで、ルンバには800や900などいくつかのシリーズがありますが、今回取り上げるs9+はその頂点に君臨する最高機能機種となります。800シリーズでも「すごい! 最高!!」と思うのに、さらにその上が存在するということで、今回試させていただきました。
 まず注目したいのがこの形。皆さんがご存知のルンバってきっと円盤型だと思うんですが、このD型シェイプになったことで角が生まれて壁の隅っこまできれいに掃除できるというのが、この機種だけの特徴になっています。このモデルがたくさん売れたら、ほかもD型シェイプになるのかな? なってほしいな(笑)。そして、この機種は従来モデルと比較して40倍の吸引力!(※)いやいや、5倍とかならわかりますよ、でも40倍って! 格が違いすぎますよね。パワーブーストという機能が働いて、カーペットなどの上に行くと自動的に吸引力がパワーアップするんです。もう、チリひとつ残さないっていう感じですよね。本当に頼もしい!
 ルンバって音が気になるんですけど、こちらは静音クリーン機能が搭載されているんです。ルンバを使ったことがある人ならわかると思うんですが、結構音がしますよね? 知り合いの話では、隣に住んでいる人がルンバで掃除を始める音を聞いて「あ! うちも掃除する時間だ」って(笑)。別の人からも、夜しか家にいないからいつルンバを使ったらいいのかわからないという話を聞いたことがあるんですが、そういうことを気にしなくて良くなるのは素晴らしいですね。
 しかもさすがは最上位モデル、めちゃくちゃおりこうさんなんです。家の中の環境を正確に記憶して、どの辺りにゴミが多いとか、間取りがどうなっているかなどを認知して動いてくれるので、階段などの段差も気にしなくてよくなります。さらに、自動ゴミ収集機能がついていて、従来モデルは掃除が終わると自分で本体のダストボックスを外してゴミを捨てる必要があったんですよ。我が家はだいたい毎回一杯になるんですが、ゴミが溜まっていることを無視して「掃除を続けて!」と動かしている時の罪悪感が半端なくて……。でも、この機種は本体のゴミを自動でクリーンベース®の中に収集してくれるんです。しかも30杯分も。あとはパックに溜まったらポイッとするだけ。+シリーズの機能みたいなんですが、これがあればルンバくんはいつもきれいな状態。自分で何でもできる子なんです。

※AeroVac 搭載の600 シリーズとのカーペット上での比較、メーカー調べ。

「こんなに汚れてたんだ!」と驚愕する
拭き掃除専門ロボット

ブラーバ ジェット m6
「私はまだ持っていないんですが、話を聞けば聞くほど欲しくなる!」。ルンバとの連携プレーで部屋の隅々まできれいにして、清々しい毎日を過ごせるはず! そう期待させてくれるには十分なスーパー拭き掃除ロボット。

「アイロボット」
床拭きロボット ブラーバ ジェット m6
サイズ(約):高さ9×幅27×奥行き25.2cm
重量(約):2.2kg(バッテリー装着時、クリーニングパッド除く)
日常生活に伴うベタベタした皮脂汚れやキッチンまわりの汚れなど、ジェットスプレーで浮き上がらせて拭き取る床拭きロボット。乾拭きを加えたふたつのモードが選べて、シリーズ初の本体カメラ搭載や自動充電に対応。Imprintスマートマッピングなどの多彩な機能で、クレバーな拭き掃除を叶えてくれる。

 続いては、床拭きロボットのブラーバ ジェット m6です。こちらはルンバ s9+と同じく最上位機種なのですが、このモデルだけの特徴が自動充電&自動再開機能! 従来モデルはバッテリーを取り外して充電するという手間があったんですが、ルンバ同様にブラーバくんが自分でホームベースに帰って、充電&そのまま次の拭き掃除をしてくれます。そして、最大60畳の清掃が可能……。60畳!? 私が初めてひとり暮らしをした時の部屋が6畳だからその10倍……。そしてWi-Fi対応なので、iRobot HOME アプリから操作すれば外出先からでも清掃が開始できます。「ブラーバ! 友達が急に遊びに来るから掃除しといて!」なんてことが叶うとは、未来感がすご過ぎます! 
 水拭きと乾拭きのふたつのモードがあるみたいで、乾拭きすることで静電気の作用で細かいホコリや髪の毛、ペットの毛などの掃除機でも取りづらいゴミをキャッチしてくれます。この子はルンバとの連動が可能なので、ルンバが掃除し終わったあとに、ブラーバに「掃除し終わったよ」と伝えてくれて、「今度は僕が発動するね」とブラーバが掃除してくれるんです。例えば、ルンバくんが家全体を掃除して、一方のブラーバくんは水回りだけを掃除してね、みたいなスケジューリングも可能なんです。今回のような上位機種になると家の間取りを全部把握してくれるから、「今日は寝室だけ掃除して」とスマホから操作するだけでOK。もうね、これが令和のすごさなのかと思わされます(笑)。