For Their Future
COLLECTION
May 26, 2021 / FASHION
「スカーゲン」と進化する
サステナブルのニュースタイル
環境に対して私たちができることって
どんなことだろう。
日々過ごす中で、身につけるもの、食べるもの、
一つひとつを意識して手に取ることで
一歩前に進む自分を実感する。
「スカーゲン」が手がける
サスティナブル素材の腕時計は、
そのきっかけを与えてくれる一つのパーツ。
私たちの予想を超えた進化を見せるデザインは、
サスティナブルの新たな可能性を
感じさせてくれる。
MODEL_NOMA
PHOTO_Anna Miyoshi(TRON)
EDIT&TEXT_Hitomi Teraoka(PERK)
SPECIAL THANKS_Salon de nanadecor
No.04
NOMA
ナチュラルな背景を持つ腕時計と
コントラストをつけたコーデの
掛け合わせで、メリハリのある
“私らしい”着こなしに
model
AAREN NATURALS
SKW2974
有機的なデザインを惹き立てる
ブラックコーデをチョイス
「コルクを使用した腕時計の有機的なニュアンスが素敵だったので、コーディネートはあえてその温かくて優しい雰囲気とはメリハリをつけたオールブラックに。[ヌキテパ]の黒シャツと「アパルトモン」で購入したシルクの黒パンツでクールにまとめました。デニムスタイルと合わせてカジュアルにつけるのもいいですし、自分で草木染めをしたタイダイ柄のシルクシャツなどアクセントになるようなトップスにも似合いそうだなと思っています。身につける素材は、普段からシルクやオーガニックコットンなど、肌にも環境にも気持ちの良い素材を選ぶようにしています。あと、インナーや肌着は洗濯の頻度も高くなるので、天然素材のものを。アウターなど化学繊維を使用したアイテムを洗濯する際はマイクロプラスチックが洗濯水に流れ出てしまわないようにウォッシングバッグに入れたり、洗濯に使用する水に対しても環境負荷をなるだけ低くすることも心がけています」
素材の循環性と
クリエイティブが伴う腕時計
「私、素材マニアでもあるので、まず一目でコルク素材のデザインに目がとまりました。身につけるものは“自分らしいもの”をという感覚を大事にしていて、可愛いとか、かっこいいとか、つけてみたいという素直な気持ちが私にとっての重要なポイント。コルク素材のオリジナリティに加え、ベースのデザインはシンプルでいろいろなスタイルとも合わせやすいので、様々な場面とマッチしそうです。それに、つけ心地がビックりするほど軽い! 滑らかで肌馴染みがいいのもあるのかもしれないですが、つけていることを忘れてしまうくらいです(笑)。普段時計をすることがあまりないのですが、ウッドやシルバー、ゴールドのバングルやアクセサリーとの相性も良さそう。[スカーゲン]の取り組みで嬉しいのは、アップサイクルやリサイクルなど素材の循環がきちんと行われながらも、可愛いと思えるアイテムを選択できる、クリエイティビティと循環が融合されているところ。これからも創造力に富んだ取り組みを楽しみにしています」
「モデルの仕事をしている中で、洋服の素材感に注目をしたり、植物の力がいかに心身のバランスをとってくれるものなのか実感をしたりと、様々な場面での経験を経て、地球環境に対する取り組みを具体的に意識することに繋がっていったのですが、思えば、幼少期を佐賀の自然に囲まれて育ったことや、両親が昆虫の研究をしていたのでよく山に連れて行ってもらってお手伝いをしたり、5歳の頃、森林活動保全家のアンニャ・ライトさんの話を聞く機会があったことも、きっかけのひとつになっているんだなと。自分の知らないことを知りたい、この世の成り立ちを知りたい、その好奇心がいつでも私の原動力になっています。最近は、エネルギーの見直しや、食べ物の廃棄を減らすこと、破れたりシミのついてしまった洋服などをアップサイクルしたりと、いかに“循環”させるかを考えています。まずは自宅でやれることからですね。あと、大切なことは自分たちが何者かを知ること。私たちって当たり前のように地球にいますが、調べて・知って紐解いていくと、自分たちがいかに地球の一部として存在し、地球そのものでもあるか、わかると思うんです。地球のエコシステムを知ることで、どういうことがサステナブルなのかがすごくクリアになってくるし、悩まなくても、自ずと自分たちがとるべき選択肢が見えてくると思うので。ただ、知ることをする前にまずは感じること。自分の体験として感じてから、もっと知るということが大事だと思います」
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ITEM 04