What’s“Wrapping”Make Up ?
#01 Yumi Anzai

Feb 05, 2026 / BEAUTY

その時々のムードでいろんな自分に出会えるメイクアップ。旬の表情を叶えるトレンドを追いかけるのも、固定概念を捨ててもっと自由に自分らしさを探求する過程も、いつだってときめきが止まらないのが魅力の一つ。PERKが注目する4名の美容師に、冬のシーズンテーマ“Wrapping Myself”にちなんだメイクを、愛用しているリアルなアイテムで表現してもらった。トップバッターは「onn」のオーナー、安齋 由美さん。日本人離れした透き通る肌に、思わず吸い込まれそうなつぶらな瞳が印象的。彼女ならではの“Wrapping Make”とは?

PHOTO_Natsumi Ejima
EDIT&TEXT_Mizumo Uehara(PERK)

Yumi Anzai /「onn」オーナー
都内の4店舗のヘアサロンで勤務。さまざまな環境のもとスタイリストとして務め、2025年6月に「onn」をオープン。代官山から歩いてすぐという好立地に位置するマンションの一室をリノベーションし、内装にも障子や和室を彷彿とさせるスペースなど、彼女のこだわりが詰め込まれている。写真や陶芸が趣味だったが、子供が産まれてからは隙間時間で物件をひたすらチェックするのが好き。
@anzaiyumi_hairstylist
@onn_salon


左から
〈アディクション〉ザリップスティックグレイズドボム Bad Liar014
「色みが濃くて深いタイプ。大人の品とかっこよさを引き出してくれる」


〈アディクション〉ライナーペンシル 04
「線が細く描きやすい。ナチュラルに描くためペンシルタイプを愛用」


〈セルヴォーク〉セルヴォーク エクスプレッシヴ アイズ EX03
「9種類から気分で選んで使ってます。基本2、3種類をラフに付けるのが好み」


〈モイスティーヌ〉 プロテクトUV
「ファンデーションを付けないから日焼け止めは大事。薄付きだけど、しっかりカバーしてくれるところがポイント」

〈アディクション〉ザリップスティック エクストレム シャイン009

「かなり長く使っているお気に入りアイテム。発色のいい赤色。最近は重ね付けして遊びを表現」

絶妙な色合いの赤ピンクリップ
「10本以上リピートしている〈アディクション〉のリップは、赤のような青みがかったピンクが自分の肌にもマッチしていてとても気に入っています。お店では赤のいちばん濃い色のリップを出してもらうことが多く、パキッとしたこの色みは顔をしっかり締めてくれて手放せない。ポイントはリップに置いて、ベースはシンプルに仕上げています。15年くらいノーファンデで、日焼け止めだけ付ける。フランス人のような、すっぴん肌に赤リップのメイクに憧れたのがきっかけです。“Wrapping”というテーマから赤やピンクを連想したので、リップが主役のメイクにしました」。アイテムはミニマルでポイントをしっかり抑えている、素肌を活かしたクリアなメイクが特徴的。

“Wrapping”Style

「基本的にその日の朝に着たいと思うアイテムを直感的に決めてスタイリングを組んでいます。なかでも、素材がいいものをチョイスすることが多いかも。日頃からポイントで柄ものを加えたり、巻きものをプラスしてみたりレイヤースタイルが好きなので、無意識的に“Wrapping Style”が完成しているのかも」。〈ヴジャデ〉のシンプルなシャツとパンツに、〈ドリス ヴァン ノッテン〉のニットベストと〈ロク〉のニットアクセを巻いて、〈プラダ〉のブーツで仕上げる。バランスといい色使いといい、上級者の着こなしに脱帽。「無理をしないこと、元気で自然体でいることが、いちばん自分を労ることですね」。“労る”ためには何かしなければいけないという考えがなくなり、盲点であった大切なことをYumiさんから教えてもらった。