Feb 08, 2023 / CULTURE
「ビームス」の藤井早希子が綴る
台湾カルチャー紀行
海外へと向かう人がちらほら増え始めているなか、「ビームス」ウィメンズの顔ともいえるプレスの藤井早希子さんが1月中旬に台湾へとショートトリップ。旧知のアーティストが出演する台北でのフェスやショップクルーズ、食べ歩きと、レンズ付きフィルム片手に過ごした3泊4日の旅ログをお届け。旅行欲が高まってくれたなら、これ幸い!
PHOTO, TEXT, TITLE DESIGN_Sakiko Fujii(BEAMS)
EDIT_Yoshio Horikawa(PERK)
PROFILE
Trip Log
2019年5月に行って以来、2回目の台北旅行へ! 前回は「PLAN B IN TAIPEI」という音楽イベントを実施したので、台湾のライブハウス「The Wall」と「ビームス 台北」の店舗へ行った思い出しかないのですが、今回はもっと満喫しようと予定を詰め込みました。「ビームス 台北」へ行くのはもちろん、夜市へ繰り出して台湾料理をたらふく食べ、確かな効き目を感じたマッサージを受け(気持ちいいというより痛くて休まらなかったけど……)、そして今回は音楽フェスにも足を運ぶことができて大充実でした! ちなみにリサーチは、現地の台湾スタッフからリアルな口コミと台湾の情報に詳しいUCARYちゃんやしょーへー君など友達が教えてくれたほか、Google先生やInstagramを頼りに。観光名所を回るのもいいですが、旅は“暮らすように過ごしたい派”なので、ローカルな店巡りにこだわりました。
パンデミック以降、初の海外、久々の台北だったので、以前とは異なる景色も新鮮。街中で老若男女問わずカラフルなマスクをつけていて、あとはPCR検査証明書を発行するために現地の病院にも行きました。こういった変化を感じつつも、夜市では臭豆腐の香りに興奮したり、小籠包や豆花は絶対食べなきゃ! と思ったり。文化が継承され続けていることに、安心感を覚えた旅となりました(感想が壮大w)。
Chap.1 Neon Oasis Fest.’23
台北都心部よりクルマで30分ほどの場所にある、「新店文山農場」にて開催された「Neon Oasis Fest.’23」。今回が初開催となったこちらは、台湾をはじめ、日本や韓国で活動しているアーティストが出演。「新店文山農場」は日本統治時代に茶業指導所だったところで、現在は観光茶園として茶積みや製茶の体験などができるそうです。雰囲気を例えるなら、「FUJI ROCK FESTIVAL」のように辺り一体景色は緑のみ、自然のなかで生音を大音量で浴びられる空間。ステージは2つのみだったので、来場者全員で交互に移動しながら楽しんでいました。藤井調べでは大学生の来場者が多かった模様。イベント初日は快晴(気温28度)だったのに対し、私が行った2日目は気温13度で雨がぱらつくという台湾ならでは!? の気まぐれな天候に振り回されつつも、異国のカルチャーを体感できた貴重な機会でした。
FASHION SNAP!!