Comment from Shizuka Ishibashi
1ルック目を着た瞬間からすごく楽しくなっちゃって。わぁ! と気分が上がりました。冬の重ね着ってシルエットが難しいと思うのですが、無理やり身体に合わせるのではなくて、一つひとつの質感やアイテムが“そこに在るべくして在る”みたいな、どんどん馴染んでいく感じ。露出する美しさももちろんあるけれど、身体が覆われている、守られているという安心感があって。それでもきれいなラインが出てくるというのが、とても素敵でした。
“Wrapping Myself”というテーマにも通ずると思うのですが、服を着ることって、やっぱり喜びだったり楽しみだったりすると思うんです。コロナを過ぎたあたりから、世の中がカオスだったので、まずは自分を楽しませないと! と思い、好きな色を着るようになりました。特にベイビーブルーとかターコイズブルーみたいな色は、すごく癒されますね。
お芝居しているなかでも、やっぱり衣装って本当に大切だなと思うんです。その人が何を着ているのかとか、袖をちょっとまくっているのかとかボタンを全部留めているとか。そういう細かい部分で、その人の性格まで一瞬で伝わるものだと思っていて。私は役柄的にもクールで笑わない人というイメージを持たれることが多いですが、普段の私は“ゲラ”なので(笑)、そこにいつも相違を感じていました。けれど今回携わってくれた皆さんは、イメージで決めつけないというか、一人の人として向き合ってくれる感じがしてすごく楽しかったです。
自分を労わるためにやってることは、何だろう……。いっぱいありますが、最近はトランポリンをしています(笑)。ジャンプすると自然と元気が出てくるんですよね。私はメンタルって身体からきていると思っていて。悲しい気持ちの時ってジャンプしないじゃないですか。スキップとかもしないし(笑)。だからあえて強制的にジャンプするとスイッチが入るんです。自分がいい調子だったら余分なエネルギーで人を幸せにできると思うので、まずは自分を整えることが大事だなと思っています。
PROFILE
石橋静河/俳優
1994年生まれ。4歳からクラシックバレエを学び、15歳からアメリカ・ボストンと、カナダ・カルガリーのバレエスクールへ留学。2013年の帰国後はコンテンポラリーダンサーとして舞台に立ち続ける一方、俳優としても活動の場を広げる。佇むだけで物語を感じさせる身体性、そして多くを語らずとも感情の揺らぎを繊細に浮かび上がらせる表現力が魅力。26年度後期のNHK連続テレビ小説『ブラッサム』では、主人公・葉野珠役に抜擢された。
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