What’s“RUGGED GRACE”Make Up ?
#01 AI
Nov 18, 2025 / BEAUTY
自分のご機嫌を取るための一つでもあるメイクアップ。たまにはときめきを大切に、直感で今の気分のパレットをチョイスしてみると、思わず心が弾むご自愛メイクに出合えるかも。職業柄提案力に長け、マイスタイルを追求している4名の美容師に、リアルな愛用コスメを使ってPERKの秋のシーズンテーマである“RUGGED GRACE”にちなんだメイクを提案してもらった。トップバッターは「manhood」のディレクター、AIさん。透明感に溢れていて、一瞬にして心奪われるオーラを放つ彼女が魅せる“荒々しさと優雅さ”とは?
PHOTO_Natsumi Ejima
EDIT&TEXT_Mizumo Uehara(PERK)

AI/「manhood」ディレクター
「manhood」に勤めて14年目、ディレクターに就任して6年ほど。出産を経てまだ1年にも満たないうちに復帰。育児と仕事を両立しながらも、趣味の旅行は欠かせないという。お子さんが産まれてもそのスタイルは変えず、月に一度のペースで旅しているそうで、今まででいちばん印象的だった街はパリ。最近はサロンに来られるお客さんの話がきっかけで、風水に興味があるとのこと。
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@manhood_tokyo

左から時計まわりに
〈ナーズ〉クッションファンデーション SEOUL
「するっとしてて薄付きでも、肌ムラを整えてくれます! 」
〈ヨウ〉グリマースキンスティック 01
「ラメの粒感が大きく、ほかにあまりないライラックカラーが透明度を高めてくれる。ハイライトはもちろん、ポイントメイクに使ってもめっちゃかわいいです! 」
〈アニヴェン〉マルチスティック SOLITALY PINK
「青みピンクの発色と、するっとしたタッチが心地よいマルチスティック。今日はグロスをより引き立ててくれるこちらの色みを選びました」
〈アニヴェン〉カラーソフトアイライナー SWELL
「〈アニヴェン〉のアイテムは色みがとてもかわいいところが好き。やわらかいピンクみが自然な血色感を出してくれて、目元の印象がやさしくほぐれます」
〈ディーアップ〉パーフェクトエクステンションマスカラ ピュアブラウン
「何本目のリピートかわからないくらい使ってます。着け心地が軽くて、きれいに長さを出してくれるので気に入ってます」
〈ケイト〉レアフィットジェルペンシル GY-4
「こちらも何本目のリピートかわからないくらい。極細ペンシルなのに軽いタッチでしっかり引けて、まつ毛の間を埋めるのがとてもやりやすいのがお気に入り」
〈ブライト〉アイブロウペンシル 01
「極細ながらも、やさしいタッチで線が描けるこちらのペンシル。一本ずつ描くのにとてもよく3本目くらいのリピートです! 」
〈ディディオン〉マルチシーラー 01
「目の下の粘膜に塗ると、白目がパッと明るく見えます。やわらかいペンシルのタッチで描きやすいのも魅力」
〈ヒンス〉トゥルーメンションラディアンスバーム チーク SHELLY PINK
「ジュワッとした質感で本当に皮膚の温度が上がったかのように、自然な血色を出せるところがお気に入り」
〈ナーズ〉ライトリフティングセッティングパウダー
「微粒子のゴールドラメが入っていて、室内や太陽光の下、どこでも肌のハリ感を出してくれる気がします。ピタッとフィットする質感は、ファンデーションとも相性がいい」
〈プラダ〉トリプルケア ハンドクリーム
「仕事柄必須のハンドクリームは香りも心地よく、自然とモチベーションが上がるアイテムです」

〈ナーズ〉グリームアフターグローリップシャイン
「ホリデーコレクションの限定カラーで、ブルーとライラックのラメ感と発色がとにかくかわいくて愛用決定です」

存在感抜群! ミラーのような艶感をプラス
“RUGGED”の荒々しさをハンサムな雰囲気を醸し出すオールバックヘアで、“GRACE”の優美さを艶感ときらめきをポイントにしたメイクで演出。「優美さは抜け感や艶っぽさで表現できるかなと思い、ライラックのハイライトを目元に置いて冷静さを。カラーアイテムというよりかは質感を重視して、やや青みのある艶が出るリップグロスを主役にメイクしました」。品のある繊細なきらめきにグッと引き込まれる……。自然と視線が口元にいってしまう、魅惑的なアイテムをチョイスしてくれた。
“RUGGED GRACE”Styling

「〈フミエ タナカ〉のキラキラのベストに、メイクと色みをリンクさせて〈ジェーンスミス〉の水色のレースアームウォーマーをセレクト。力強いイメージを持つ〈ファックス コピー エクスプレス〉の変形スラックスに、〈バレンシアガ〉のポインテッドトゥのヒールを合わせました」。肌見せのバランスといい、異素材の組み合わせといい、ハイレベルなスタイリングを提案してくれた。「最初は仕事と育児のバランスを保つのが難しく、周りに助けてもらいなんとか両立。どんな時でもお客様の前では表現者として力強くありたいし、子供の前では母親という使命を背負いながらも、尊い存在として自分のペースで自分らしく務めたいと思っています。その姿が優美かなって感じます」とAIさん。この日のメイクやスタイリングからは彼女の個性はもちろん、考え方や生き様をありありと感じ取ることができた。
