おひつじ座

想いを照らす
比喩ですが、止まりかけた時計がひょんなことがきっかけでまた動き出すような週です。見ないようにしていた思いや焦りが、誰かとの対話のなかで生まれた言葉や偶然の出来事によって照らされる気配があります。7月11日（金）のやぎ座満月は「どこまで進み、どこで立ち止まるか」という責任の所在が迫られるかもしれません。これからも歩みを止めないための確認作業として、自分がどこに向かって動いていたのかを思い出してみましょう。ラッキーアクションは、過去の手帳や思い出を読み返すこと。

ふたご座

サインを見逃さない
見慣れた風景の中に、まったく新しい入口が現れる週です。「常識」や「当たり前」を越えていく力を試される時。日常のなかでささやかな違和感が生じ、そこに目を向けた瞬間から思考の地図が塗り替えられていきます。特に7月7日（月）から11日（金）までの満月の数日間のなかで、自分の心の奥に眠っていた“本気”が顔を出すかもしれません。変化の風向きに対して敏感でいてください。ラッキーアクションは、普段チェックしないニュースに目を向けること。

しし座

夢に光が当たる
内側から湧いてくる熱を少しずつ世界へと溶かしていくような週。水星があなたのサインに入り、伝える力が強まっている今こそ、言葉の選び方に敏感になってみてください。「何を言うか」ではなく、「どんな思いで動くか」がすべてを変えます。まだ誰にも見せていない計画、一人で抱えていた夢。それらにようやく光が当てられていく時。だからこそ急な行動ではなく、静かに具体的な視点を通して見直しをしてみて。これからのことを不安に思って、先を急いだり焦ったりする必要はありません。ラッキーアクションは深呼吸。ついつい浅くなりがちですので。

てんびん座

バランスを取り戻す
優先順位で揺れ動く週。「その場の調和」を優先することと、「本当の自分」を尊重すること。その2つの感情のあわいで揺れながらも、決断を求められるような場面が訪れるかもしれません。誰かの期待に応えたい気持ちと、自分を守りたい想い。そのどちらも大切にするためには、いろいろと整理しなければならないことがありますね。7月11日（金）の満月は、「責任」と静かに向き合う時。今、あなたが選択した決断は信頼を含む心の強さへと変わっていくはずです。ラッキーアクションは、鏡越しの自分へ前向きな声をかけること。

いて座

きっかけは突然に
変化の予感が静かに足元に忍び寄っていることを感じるような週。日々の会話のなかに、ぽとりと落ちる小さな違和感や、ひょんなことから続くシンクロニシティ。ほかの人からしたらわからないようなことでも気づいてしまったら、きっと「このまま同じ場所にはいられない」とどこかで悟るはず。今まで続けてきたことや、なあなあにしていた関係性に対しても一度立ち止まって考え直すようなタイミングとも言えます。ラッキーアクションは、使っていないアカウントや持ち物を手放すこと。

みずがめ座

思い出を風化させる
誰かとの会話が“過去の傷”をやさしく撫でてくれるような週。忘れたつもりだったのに、思い出したくなかったのに、不意にその記憶が浮かび上がってくることがあるかもしれません。しかし、目を向けることがすでに癒しの始まり。あなたの未来に必要なのは、感情や記憶を捨てることではなく、その痛みすら肯定する勇気。他人軸優位の「正しさ」よりも、自分軸優位の「素直さ」を大切にしてみて。ラッキーアクションは、思い出の写真を飾ること。

PROFILE

淡の間（あわいのま）
西洋占星術や西洋神秘学、タロットカード、ヨーロッパ発祥の自然療法などを学び、オリジナルのカウンセリングや講座などを展開しながら地球を修行中。占いのほか、コンセプト監修や文章も執筆。「GINZA」のWEBサイト、「kufura」などに連載を持つ。
＠aynoma.jp