Weekly Space Weather News
Jun 30, 2025 / HOROSCOPE
淡の間の週間宇宙気象予報
2025.6.30 mon〜7.7 mon


週の初めの月曜日(午前0時!!)公開の西洋占星術師・淡の間による「ウィークリー スペースウェザーニュース」。「現実的な計画×種まき」が未来のあなたの幸せを作る。理想と現実の境目、ジレンマの“あわい”をくぐり抜けて。運命の変わり目というものは、「そろそろですよ〜」という前触れがなく急に現れるものです。決まれば一気に物事が飛躍しやすい時期でもあります。今は無風でも、暴風が吹くのは一瞬です。何事も備えあれば憂いなし。来るべきタイミングに備えましょう。
TEXT_Aynoma
ILLUSTRATION_YUUKI


おひつじ座
夢は叶えるもの
「我慢してたもの」が、パーンと音を立てて解き放たれるような週です。これまで抱えてきた違和感やモヤモヤが、ほんの些細な出来事をきっかけに噴き出してしまうかも。でもそれは、隠してきた本音にようやく自分が追いついたというサイン。抑え込むよりも、まずはその気持ちに「うん、わかる」と自分自身が応えてあげましょう。特に7月2日(水)から3日(木)は、運命が大きく動く数日間。実務的な視点から、「現実を動かす力」を手にできるチャンスでもあります。夢は語るものではなく叶えるもの。「いつかこうなったらいいな」が、ようやく目の前に迫ってきているのかもしれません。

おうし座
嘘がつけない!?
「好き」をもう一歩深めていく週です。金星が天王星に重なりながら移ろいゆく流れは、この7年間の集大成的なストーリーの総仕上げ。「好き」「気になる」「試してみたい」。その直感や素直な欲求を閉じ込めることなく表してみることで、思いがけない引き合いが生まれそう。多少の揺さぶりは「本気度を試されるチャンス」と捉えて。細やかなタスクの積み重ねが、確かな手応えを生む時期でもあります。ラッキーアクションは、「ずっと気になっていた人に連絡してみること」。案外あっさり「扉」が開きそうな予感。

ふたご座
アップデート前夜
来週に迫った改革の星・天王星が、ふたご座エリアへと追い風を吹かせ始めるこの週。星たちはあなたを「アップデート」しようとソワソワしています。それに伴い、「これまでのやり方はもう卒業かも」と思うような場面にも遭遇しそうで、自分の中の衝動や焦りが浮き彫りになって気もそぞろ。でもそれって、「ここから新しいサイクルが始まる」という合図なのかも。答えはすぐに出さなくてもいい。7月4日(金)から5日(土)付近は対人関係でちょっとした衝突があるかもしれませんが、それもまた自分らしさを確かめるための大切な小休止。ラッキーアクションは「新しい靴をおろすこと」。足元から流れを変えてみましょう。

かに座
12年に一度の……
太陽も木星も、あなたの生まれた星の元に滞在中。いよいよ「主役のシーズン」が本格化してきました。7月2日(水)から3日(木)は活動宮のTスクエアが起こり、時に追い詰められるような、焦りを生むぐらぐらと揺れるような、腹をくくらされる展開が多発。その都度、荒波を乗り越えては「これでよかったんだ」と感じられる瞬間の繰り返し。火星と太陽と木星の連携配置は、現実的な願いを叶えるための助走として最適。地に足をつけて、今できることに取り組むことが未来の安心につながっていきます。ラッキーアクションは「声を出すこと」。意思の疎通を遠慮しないこと。歌う、話す、読むこと。

しし座
心の応援団、再結成
あなたの内側では、確実に「新しい何か」が芽吹いていることを感じる週。しかし、「まだ外に出るべきタイミングではないのかも」と感じるような葛藤も増えやすい。一方で、そんなあなたの背中を押すための助っ人のように過去の人間関係や感情がふいに再来。まるで忘れ物を取りに戻るような時間になりそうです。7月4日(金)から5日(土)は、ぐるりと四方から圧力がかかるような星の配置。「自分の心の軸を太くするための仕上げ」みたいなものだと心得ると、精神的にラクかもです。ラッキーアクションは「湯船に浸かること」。身体を温めることで、心のノイズもすーっと鎮まっていきます。

おとめ座
手応えを感じる
まいた種が芽吹いている手応えを確かに感じる週です。そこで収穫されたものが、次なる活躍へとつながっていく実りのある時期。火星の後押しによって現実を動かすためのエネルギーが強まっています。「ちゃんと形にしたい」という想いが夢で終わることなく、具体的な運びにつながりやすいのです。万が一、ちょっとしたズレや違和感が重なって思うように進まない場面があっても心配しないでください。あなたはあなたの「役割」をこなしていけばいいのですから、余計なことに気をとらわれすぎないように。最終的には人にどう思われるかより、「自分が納得できること」を優先しながら。ラッキーアクションは「手紙を書くこと」。想いを丁寧に言葉にしたためることで、滞っていた流れが動き出します。

てんびん座
今、過去と未来をつなぐ運命の交差点
「空気」の変わり目を感じる週です。誰かとの関係性において、「このままでいいの?」という問いがふっと湧いてくるかも。7月2日(水)から3日(木)、上弦の月を超えていく数日間はあなたの立場や役割が一時的に揺らぎやすくなりますが、周囲の人たちと本音でつながるためのレッスン。金星がふたご座に入る週末から週明けにかけては、言葉を交わすことの大切さをあらためて感じられそうです。シンプルに、でも誠実に、着地する方法を見つけられそう。さまざまな事件(?)に巻き込まれていろいろと爆発しそうですが、冷静に俯瞰しながら乗り越えましょう。ラッキーアクションは「お気に入りのカフェでのひとり時間」。いつもの場所にいることで、心の軸が戻ってきます。

さそり座
運命を信じる
バトンタッチ、切り替え、まさかのチェンジの週です。それが本意でも不本意でも、運命の采配を受け入れて。太陽・木星と火星の協力関係は、あなたの行動を後押ししてくれる流れ。どんなことが起こっても決して感情に飲まれず冷静に、そして着実に。過去の自分やかつての選択を否定するのではなく、「これからの自分がどうしたいか」に意識を向けて。そこから自ずとこれからの道筋が見えてきます。気づいたら、ちゃんと「次の場所」に導かれるようになっていますから。ラッキーアクションは「昔の日記を読み返すこと」。今と過去の自分をつなぐ言葉たちが道しるべになってくれそう。気晴らしに遠出もいいですね。

いて座
立ち止まることにも意味がある
いつもは見過ごしていたような小さな“きっかけ”に気を取られ、ふと立ち止まってしまう週。あなたにとっては珍しく保守的。「今、自分は何を背負っているのか」と、無意識に背負っている見えない影のような、心の内側に巣食う“闇”に気づくかも。今までノリで進めていたことが、一旦立ち止まって見直されるような場面も。特に週の半ば、軽口では済まないやりとりもありそうですが、真剣な対話が関係性を深めます。ラッキーアクションは「深呼吸しながらゆっくり歩くこと」。呼吸と足取りを意識するだけで、流れがすーっと整います。

やぎ座
腹をくくる
「腹をくくる」週です。仕事やライフスタイルなど人生全般を支える軸が動き出し、覚悟が問われるような場面が増えるでしょう。「誰かの役に立ちたい」という思いと、「もっと自分の時間がほしい」という気持ちのバランスを整えていくことが大切。火星と太陽・木星が連携する星の配置は、あなたにとって追い風。着実に目に見える形で“成果”が表れてくる予感も。または、目標の実現に向けた追い風や味方が出現しやすいです。ラッキーアクションは「予定表・計画表の作成」。紙でもアプリでも、自分の未来を自分で設計していく感覚を取り戻して。

みずがめ座
狭間の葛藤
「今まで通りではいられない」という内なる声が、じわじわと聞こえてきそうな週です。特に夏至から始まって7月4日(金)から5日(土)を含む数日間の星の配置は、あなたに「理想」と「現実」のすり合わせを促してくれます。自分でも気づかなかった緊張や違和感に触れたり、仲間や家族、職場との間で価値観の違いが浮き彫りになったり。衝突を怖れずに、本音を交わせたら前に進めるはず。そしてその気づきは、これから先の選択にとってとても大事なサインだから。ラッキーアクションは「古本屋に立ち寄ること」。時を越えて届くメッセージが思わぬ気づきをもたらしてくれたり、インスピレーションのヒントを与えてくれたりするかも。

うお座
奇跡を編む
感性がとても敏感になる週です。音、言葉、誰かの気配。日常の些細なことに、なぜか涙がにじんでしまうかもしれません。それはあなたの心が生きている、“開いている”何よりの証拠。時折、目に見えないプレッシャーにぐっと背中を押されるようなことや、人間関係や仕事で一瞬ピリッとする場面もあるけれど、波に飲まれることなく静かに観察するスタンスが◎。太陽・木星と火星のアスペクトは、あなたが得意とするクリエイティブな活動や想像の領域を現実的な成果につなげてくれる追い風に。今、頭の中で考えていることを手を動かして形にしていくと、いつしかそれは奇跡になる。ラッキーアクションは「写真を撮ること」。一瞬の情景を閉じ込めて。

PROFILE
淡の間(あわいのま)
西洋占星術や西洋神秘学、タロットカード、ヨーロッパ発祥の自然療法などを学び、オリジナルのカウンセリングや講座などを展開しながら地球を修行中。占いのほか、コンセプト監修や文章も執筆。「GINZA」のWEBサイト、「kufura」などに連載を持つ。
@aynoma.jp