Tokyo Brand
Seasonal Signatures
August, 2025

Aug 15, 2025 / FASHION

世界に誇る東京ブランドの
今季の象徴的アイテムを毎月セレクト

連日のジリジリと照りつける太陽にやられて、全力でファッションを楽しみたいけどとにかく楽ちんなスタイルを求めてしまう……。その一方で、トレンドに敏感な“INDEPENDENT GIRL”は、早くも秋のスパイスを欲しているのでは? こちらのコンテンツでは、シーズンテーマはもちろんデザイナーの偏愛や今の気分が存分に感じられる、東京ブランドの今季のシグネチャーアイテムをピックアップ。今から目ぼしいアイテムをチェックして、秋のムードを高めていこう!

PHOTO_Yoko Tagawa
EDIT&TEXT_Mizumo Uehara(PERK)

TBSS_1

FETICO 

DESIGNER_Emi Funayama
LAUNCH_2020 A/W

レディな曲線美は逃さない、ハイスペックな一着
女性の造形美を強調するクラシックなスタイルをインスピ源とし、ユニークで新しいフェミニティを描き出す〈フェティコ〉。今季は1950年代にアメリカでピンナップモデルとして名を馳せたペティ・ペイジを彷彿とさせる、ハーネスライクな着こなしを一着で表現した最強のカーディガンが登場。滑らかで柔らかい光沢のあるキッドモヘアが、優雅な印象をもたらしてくれる。レザーのロングブーツと合わせて高貴なレディを演出して。
モヘアニットベルテッドカーディガン¥74,800

ザ ウォール ショールーム TEL_ 050-3802-5577
https://fetico.jp/
@fetico_official

TBSS_2

HUMMEL 00

DESIGNER_Masanori Morikawa
LAUNCH_2025 S/S

環境に配慮した次世代のニューアイコン
今シーズンよりデザイナーが代わり、新たなスタートを切った〈ヒュンメルオー〉。“ニューヘリテージ”をテーマに、これまでスポーツブランドの〈ヒュンメル〉で培ってきた伝統や物語の継承をモダンかつスポーティにアップグレード。スウェット生地に排水が少ない転写技術を使いデニムをプリントしたワイドパンツは、今までにない進化を遂げた一本。長年はいてもエイジングされない優れもの。オールシーズン使えてスタイリングにも悩まない、これは永久に愛用すること間違いなし!
トランスクリプションデニムスウェットトラウザー¥52,800

サカス ピーアール TEL_03-6447-2762
https://hummel00.jp/
@hummel00_official

TBSS_3

KAMIYA

DESIGNER_Koji Kamiya
LAUNCH_2023 A/W

時代を越えるストーリーをまとう
古きよきヴィンテージスタイルを軸に、ダメージ加工などによって経年変化を表現したアイテムを展開。今季はフィリップ・ビアロボスの写真集『Messengers Style』から着想を得て、リアルなニューヨークの街を滑走するメッセンジャーたちの個性光るスタイルをコレクションに込めた。ところどころが色褪せたアイキャッチーなバックプリントが愛らしい、〈カミヤ〉らしさ溢れるブルゾンは、太めのワークパンツを腰ではいて思いっきりボーイッシュに着こなしたい。
サンフェーデッドコーデュロイワークブルゾン¥80,300

ファーサイド TEL_ 070-6660-0692
http://kamiya-online.jp
@kamiya___official

TBSS_4

AKANE  UTSUNOMIYA

DESIGNER_Akane Hasui
LAUNCH_2010AW

サマーを感じるニットで、ひと足お先に秋をレイヤード! 
素材の特質を活かしたラグジュアリーでクリエイティブな服作りをコンセプトとし、なかでもブランドのアイコンとも言えるニットは表情豊かで主役級のアイテムばかりが揃う。今季は女性らしさと遊び心を併せ持つ “WOMEN WITH HUMOR” を体現。この手のセットアップの着回し力は無限大。思いきって色みを合わせてケンカさせてもいいし、ニュートラルカラーでメリハリをつけて楽しむのもよし。秋を待たずとも、今からこっそり仕込むのもあり!
ボーダーニットトップ¥42,900、ボーダーニットスカート¥49,500

アカネ ウツノミヤ TEL_03-3410-3599
https://www.akane-utsunomiya.com/
@akaneutsunomiya

TBSS_5

MURRAL

DESIGNER_Yusuke Muramatsu, Ayumi Sekiguchi
LAUNCH_2013

ワントーンのキャンバスに描かれた遊び心を感じて
壁を彩る壁画のように、飾られた状態でも人を魅了する服作りを掲げる〈ミューラル〉。この秋冬は“パッチワーク”をキーワードとし、オリジナル刺繍のファーとナイロンとの異素材のコントラストが美しいブルゾンを展開。ルーズなシルエットで、チュニックのような丈感が新鮮みを感じる。ボリュームのあるシルエットを最大限に活かすには、ブルーデニムを合わせてタウンユースに落とし込むのがGood! 
カモフラージュエンブロイダリーミリタリーブルゾン¥90,200

ザ ウォール ショールーム TEL_ 050-3802-5577
https://murral.jp/
@murralofficial