Timberland
in their own style
CASE2 / HARU
Mar 13, 2023 / FASHION / TIE UP
地に足をつけながら、
自身のスタイルを貫く女性の足元に
勇敢さや大胆さを持って冒険し続ける人をサポートする〈ティンバーランド〉。定番の“イエローブーツ”は、もともと雨や雪の多い厳しい気候で生きる人々のために作られ、アウトドアやワークシーンでの役割もしっかりと果たしている。そんな一足を日常に落とし込むのは、ハードな職業でも自身の感性を映し出し、突き進んでいる3人の女性たち。今回は“International Women’s Day”にちなんで、彼女たちならではのポジティブなメッセージを受け取ってほしい。浅野美奈弥さんに続き、二人目はスタイリストアシスタントとして東奔西走する傍ら、DJとしても活動中のHARUさんを紹介。
PHOTO_Houmi Sakata(TRON)
EDIT&TEXT_Maria Bun(PERK)
CASE 2_HARU
PROFILE
「“好き”だから苦に思わない」のが
マルチに活躍する彼女の原動力
スタイリストアシスタントやDJなど、一つの職業で自立するにもなかなか難しい世界で、すでに複数の芽を出しているHARUさんにまずは半生を振り返ってもらった。
「絵を描くのが好きだったり、フィルムカメラで写真を撮ったり、ダンスをしていたり……、昔からいろんなことに興味がありました。ダンスは本気で仕事にしたいと思って、イベントを主催している人へ直接出演のオファーをしに行ったことも。今も気になることはとにかく行動に移すようにしています。現在の仕事につながるファッションと音楽は、お母さんの影響で物心ついた時からそばにありました。いろんな過去を辿って自分に合っているものを削っていったら、この2つが残ったという感じですね」
ファッションにしろ音楽にしろ華やかに見えるシーンも、実際は体力的にも精神的にもタフさが求められる。そのなかで前向きに働く彼女の原動力とは何なのか。
「体力的に大変だなって時もなくはないんです。ただ、全部好きなことをやっているのでそれが苦しいと思うことはないですね。スタイリストの師匠である猪塚慶太氏に『この職業は生活のオンとオフがないよ』って面接の時に言われたことがあったんですけど、当時は今一つどういう意味かわからなかったんです。今は休日に街を歩いていても撮影で使えそうなロケ場所を探していたり、逆に仕事でプライベートにつながることもあったり。生活が一緒くたになっているので、どんな時も仕事のことを考えていますね」
“好き”だからこそオンとオフの境界線がなく、ごく自然と“仕事脳”になっているのかもしれない。