荒々しさの奥に美しさがあり、強さの裏には繊細さがある。相反する要素を同時にまとえるのは、女性が本来持つ二面性ゆえのこと。俳優・杉咲花は、それぞれをしなやかに従来し、新しい感覚を呼び覚ます存在。直感を信じ、迷いを手放すことで浮かび上がる“RUGGED GRACE(荒々しさと優雅さ)”。この秋PERKが届けるのは、前に進む力強さと凛とした気高さに彩られた、6つのスタイル。PHOTO_Mitsuo Okamoto STYLING_Mana Yamamoto HAIR_Yusuke Morioka (eight peace) MAKE UP_Suzuki EDIT&TEXT_Maria Ito (PERK)
バラクラバ¥47,300/フェティコ(ザ・ウォール ショールーム)、ニット¥70,400/アンリアレイジ、スカート¥86,900/ノワール ケイ ニノミヤ(コム デ ギャルソン)、ローファー¥93,500/パウラカノバスデルヴァス(カーブストア)、その他スタイリスト私物
ジャケット¥261,800/ノワール ケイ ニノミヤ(コム デ ギャルソン)、ユーズドブラウス¥9,900/ジャンティーク、パンツ¥66,000/アンリアレイジ、ローファー¥139,700/セルジオ ロッシ(セルジオ ロッシ ジャパン)
ユーズドTシャツ¥9,900/ジャンティーク、ファーコート¥547,800/ヌメロ ヴェントゥーノ(イザ)、その他スタイリスト私物

Comments from Hana Sugisaki

すごく心地よい撮影でした。スタッフの皆さんがそれぞれの要素を大切にしながら、在るべき姿を一緒に探ってくださり、その空気感の中で表現するのがとても楽しかったです。スタイリストのマナさんには長くお世話になっていますが、ファッション撮影はやっぱり緊張します。それでもマナさんのスタイリングには、服をまとった瞬間に新しい自分が見えてくるような発見があって、撮影の合間のちょっとした言葉からもヒントをいただきました。特にファーコートを着た時には“ここに隠れてみよう”と遊ぶような気持ちになれて、それが今回いちばんのお気に入りのスタイリングです。
 テーマの“RUGGED GRACE”については、ビビッドなマスカラやパンクテイストのヘア、挑戦的な衣装など、“荒々しさ”を感じる要素が多かったのですが、不思議とどこか余裕や抜け感があって、それが“優雅さ”につながっているように思います。相反する要素が自然に溶け合っていく感覚を体験できて、心が無邪気にイタズラしたくなるような、純粋に楽しめる時間でした。

PROFILE

杉咲花/俳優
1997年、東京都生まれ。数々の映画に出演し、圧倒的な表現力で観る者を惹きつける俳優。芯のある自立した佇まいの中に、静かな余韻と手の先まで伝わるような優しさを宿す存在感が魅力。10月24日(金)公開予定の主演作『ミーツ・ザ・ワールド』では、スタイリングを山本マナ氏が手がけている。

SHOP LIST

アンリアレイジ TEL_03-6416-0096
イザ 0120-135-015
カーブストア TEL_03-4363-8569
キャス キッドソン http://cathkidston.jp/pages/contact
コム デ ギャルソン TEL_03-3407-2684 FAX_03-3486-7611
サヴィル サヴィ TEL_03-5739-3421
ザ・ウォール ショールーム TEL_050-3802-5577
ジャンティーク TEL_03-5704-8188
セルジオ ロッシ ジャパン TEL_0570-016600
トーガ・アーカイブス TEL_03-6419-8136