REVIVAL ITEMS
IN MODERN STYLE
2023 Spring / Summer
NEW EXPRESSION Re-Edit
Mar 20, 2023 / FASHION / TIE UP
今のムードで自由に着こなす
“INDEPENDENT GIRL”の
リバイバルアイテム
時代を超えて長く受け継がれるものと、オリジナリティや今の気分をかけ合わせることで彼女たちの“Craf t Work Spirit”を切り取った。パーソナルなエピソードを交えながら、“INDEPENDENT GIRL”4人のリバイバルアイテムとそれらを取り入れたモダンな着こなしを紹介。
PHOTO_Ryohei Obama (SIGNO)
EDIT&TEXT_Maria Bun (PERK)
Monica / Model
Revival item_
Great-grandmother’s Denim
パッとしない日も
このデニムが気分を上げる
ワッペンや刺繍が至るところに施されたクラフトデニムを主役に、Y2K的な肌見せでパワフルに着こなした。「ひいおばあちゃんがハワイで買ったデニムみたいで、高校生の時に譲ってもらいました。前にも後ろにもデザインがあって、股下にもミッキーが隠れています。毛玉が付いていたり穴が開いたりしてるんですけど、だからこそ愛着が湧く。これをはいている日はなぜか晴れるというジンクスもあるんです(笑)」
Michelle /
〈BÉBÉ〉 Executive Director
Revival item_
Mother’s Shirt / Childhood Bag
フォーマルなシャツを
ハイカジュアルに落とし込む
「クラシックなシャツを今っぽく着こなすなら、太いパンツに〈サロモン〉のスニーカーを合わせたスタイルだなと。幼い頃におもちゃを詰め込んでいたミニバッグは、今持っても可愛いと思います。私にしか似合わないであろう、バランスを意識したコーディネートです」。フリルやパールのボタンが印象的なシャツと、小学生の時に愛用していた2000年代のムードが漂うデニムバッグで、女性らしさとストリートを融合させた。
Kaori Suzuki / Stylist
Revival item_
Mother’s Bag / Mother’s Necklace
品のあるタイムレスなデザインに
心を躍らせる
「エディ・スリマンがチーフデザイナーを務める今の〈セリーヌ〉のモチーフは、オールドセリーヌのマカダム柄を再解釈したデザインなので、その文脈を知っているとなおさらこのバッグを持ちたくなる。〈ディオール〉のネックレスをポイントに、クラシカルななかにもハーフパンツやブーツでモダンさも意識しています」。いつの時代も憧れのメゾンブランドをメインに、王道ではなく少し捻りを加えたコーディネートを披露。
Akane Harumi /
「Harumi Showroom」 PR Director
Revival item_
Grandfather’s Jacket
祖父が大切に着ていたジャケットを
自分らしいバランスで
「大きなボックスシルエットのジャケットは、裏地に名前の刺繍があるオーダーメイド。身長が170cmあるので、背の高かった祖父のジャケットも着こなせるかもと数年前に譲り受けました。ベアトップやヒール、スカートとパンツのレイヤードでバランスを取り、芯のある自立した女性をイメージして」。厳格なおじいさんが会社員の頃に愛用していたジャケットを、独自の感覚でコーディネート。
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