ジャンルや性別の垣根を超えて
私たちなりのリンクコーデを
すらりとした手足と華やかなルックスを活かしてモデルとして活躍する一方、ファッションブランドのデザイナーやYouTube、DJなど、ローズさんとひかるさんのそれぞれがいくつもの花を咲かせている。そんな華麗でインディペンデントな生き方をふと忘れてしまうくらいの落ち着きと、自然体なムードが2人を包む。
「一緒に出かける際は相手の服装を見て、どこかにリンクさせるポイントを持ってくることが多くて。デニムが同じブランドだったり小物で合わせたり、気づかれない程度にさりげなくリンクさせています。そういった合わせは、僕たちにとってはごく自然なこと」
「お互い意識はしているけど、自分の好きなものの中から選ぶようにしています。一つ目のスタイリングも、スニーカーが色違いなんです。 グラ(ローズ)はナンバリングのTシャツでストリート感があるけど、私はモードにかちっとしたイメージにしていて、あえて合わせなかったんです。でもその中で、スニーカーがリンクしているさりげなさが好きですね」
スタイルのテイストは異なれど、リンクさせるアイテムを取り入れることで並んだ時のバランスがいい。違いを尊重し合ったコーディネートが無意識のうちに生み出される2人に、温かさと愛を感じた。