11月11日(月)~12日(火)の2日間、〈ナイキ〉が主催する「NIKE RUNNING MEDIA CAMP 2024」が軽井沢で開催。今シーズンの「EKIDEN PACK」のお披露目と、ランニングシューズの履き分けについて学んできました。今季はスペシャルゲストとして名城大学の米田勝朗監督、谷本七星選手、米澤奈々香選手、東洋大学の酒井俊幸監督、梅崎蓮選手、石田洸介選手が参加。初心者ランナーの編集部員がキャンプをレポートします!
EDIT&TEXT_Maria Ito(PERK)
軽井沢に到着
「東京を出発して1時間ちょっとでホテルに到着。緑が赤く染まり始めた初秋、自然に囲まれた軽井沢は空気が澄み渡っていました。今回泊まったホテルは建築家、坂 茂氏が手がけた『ししいわハウス軽井沢』のNo.02。エントランスに入ってすぐにヒノキの香りをフワッと感じました」
「ベッドに丁寧に並べられていたのは〈ナイキ〉のランニングウェア。床に置いてあるのは、この秋リリースされた『EKIDEN PACK』の『アルファフライ 3』です。赤やピンクを基調としたラインナップに、おしゃれ心がくすぐられます」
ナイキのランニングウェアにお着替え
「私がチョイスしたのは、ピンクのハーフジップのトップスにブラックのレギンス。少し肌寒かったので、着てきたスウェットを腰に巻き、準備完了」
「今回使用するシューズは、『ペガサス プラス』と『アルファフライ 3』の2足。見た目もソールの厚みもまったく違うこのシューズをどう履き分けたらいいのか、駅伝選手のトークセッションで学んだことをまとめてみました!」
PEGASUS PLUS
「軽いジョギングからスピードランニングなど、幅広く使えるシューズ。クッション性が高く安定感もあるので、初心者にもおすすめの一足です。 実際に私も日々のランニングは『ペガサス プラス』を履いています」
Alphafly 3
「厚底シューズとも呼ばれる『アルファフライ 3』はZoomX フォームを採用したミッドソールで、駅伝選手がレース本番で着用する、スーパ ーシューズ。」
競技場でランニング
「青空が広がる快晴のなか、近くの競技場へ移動。ブルーのトラックとグリーンのフィールドといった鮮やかなコントラストに魅了され思わず写真を撮る回数が増えました。中学時代は陸上部だったこともあり、トラックを走る感覚が懐かしい。ストレッチやトレーニングのあとは800mのタイムを計り、明日のミニ駅伝のチームを決めます」
モーニングストレッチ
「7時に起床してテラスへ。息が白くなるほどの寒さと霧がかった空、クリーンで心地よい空間が広がります。ヨガマットを敷いてモーニングストレッチをスタート。静寂に包まれるなか、自分と対話しながらゆっくりと深呼吸をする。身体がじわっと伸びていく感覚が気持ちよかったです」
ミニ駅伝
「いよいよミニ駅伝がスタート! 男女4人一組の計6チームで行われ、1周300m×20周の計6kmの速さを競います。走る順番や一人あたりの距離は各チームで決めることができ、私は1走を担当。短距離よりも長距離よりも、何より中距離がニガテな私は、ほかのチームのランナーについていくので必死(笑)バトンタッチしてからは2走、3走とどんどん相手チームを追い越していき、アンカーの東洋大学キャプテン梅崎蓮選手へ。さらに圧巻の追い込みで、なんと大逆転の1位に輝きました!」
「『誰か一人でも遅かったら1位にはなれなかった』。そんな優しい声がけに、チームの温かみを感じました。今シーズンの『EKIDEN PACK』はファイヤーパターンにちなんで、“その熱を走らせろ”というスローガンを掲げていて、足元に覗くグラフィックを見るたび“自分に勝つ”と心で唱えながら、奮い立たせていました。辛くて諦めそうになる時や少しの勇気が必要な時は、ファイヤーパターンのグラフィックが後押ししてくれるはず。今後このシューズと共に、自己ベストを更新していきたい!」
「ファイヤーパターンのグラフィックは、2000年序盤にリリースされた〈シュプリーム〉とのコラボによる「エア ストリーク スペクトラム プラス」のデザインを彷彿させます。こちらを含め、ランニングシューズの側面だけでなくファッションアイテムとしても注目される新作のシューズを主役に、編集部の私服で2ルックを組んでみました」