Monthly Cosmology
September, 2025

Aug 23, 2025 / HOROSCOPE

西洋占星術師の淡の間による
月間宇宙論2025🪐

月いち公開の連載コンテンツ「マンスリーコスモロジー」。西洋占星術の観点から考察する天体の影響が、地上に住む私たちに対してどのように表れるのか。まるで“宇宙の風向き”をチェックするように気軽にお付き合いください!

TEXT_Aynoma
PHOTO_Yuito Ogawa
EDIT_Yoshio Horikawa(PERK)

9月の星回り
 9月1日(月)に逆行した土星が再びうお座に戻る。課題のやり直し期。ずっと残っているリマインドに、ようやく手を付ける時。
 2日(火)、おとめ座に水星が移動。夏の混乱や疲労を片付けていく数週間。
 6日(土)に天王星の逆行開始。7月から始まった3ヶ月間は、「新しい生き方」に適応するためのシュミレーション期間のようなもの。ここから約半年の逆行期間は、少しずつ「新しい生き方」に適応するための課題に向き合っていくための時間です。みずがめ座、てんびん座、ふたご座の影響が強い方には特に追い風。さそり座、やぎ座の影響が強い方は少し頭を柔らかくしてみましょう。
 8日(月)は、うお座の位置で皆既月食という特別な満月。蝕のトンネルの入り口、運命のいたずら。必要な縁は、生まれ変わっても何度でも出会える。ここから月末にかけて不思議な出来事、引き寄せが増えるかもしれません。
 14日(日)、ふたご座の位置で下弦の月。夏に始まった出来事の現状確認。マルチタスクの必要性を認識したりも。自分らしくいられる場所や役割はいくつあってもいい。
 18日(木)、てんびん座に水星が移動。交渉ごとには、よい追い風。勢いよりも戦略を練っていくのがカギ。表向きは体裁よく、水面化では主導権を握る腹黒さを見せていくのが腕の見せどころです。
 19日(金)、おとめ座に金星が移動。理想と現実のすり合わせを試みる。夏の疲れがどっと出てくるのも、この頃かもしれません。着飾るよりもケア重視。細やかな気遣いが喜ばれます。
 22日(月)は秋分の前日で、おとめ座の位置で部分日食という特別な新月。蝕のトンネルの出口、運命の回収。新しいストーリーが始まる予感。
 23日(火)は秋分。日の長さと夜の長さが同じに。夏至からあっという間の3ヶ月。
 30日(火)、やぎ座の位置で上弦の月。好きなことをして稼いでいくことの面白さと難しさを実感したりする。ポイントは周りをもっと信用すること、かも。

9月の星模様
 8月24日(日)から9月22日(月)までは、おとめ座位置に太陽が通過するシーズン。本当は暑さが引いていくようにクールダウンしながら、“季節の変わり目”こと秋分の前にいろいろなことを整えていく時期だけれど、昨今は暑さが引きませんね。このことで、適応できない体と心が悲鳴を上げ、イレギュラーな不調も増えそうです。「今までの価値観」と「これからの価値観」の変容を求められているのは、宇宙の星回りの影響と同じ。今のあなたにとって、もっとも適した環境・価値観へとアップグレードするための出来事が、この9月にはたくさん控えていると言っても過言ではなさそう。しっかりと認識を切り替えていくことが必要です。
 特に注目したいのは土星が逆行して再度うお座に逆戻りすることと、天王星も逆行を開始すること。そして、日食と月食という特別な月のタイミングがあることです。
 土星逆行の影響は、「2023年春から25年春までの自分がやり残したこと」の再来。特に、わかっていてもなかなか離れられない関係の精算や、ずっとリマインドを無視し続けていることに向き合いましょう。ここでしっかり、「ズルい自分を卒業したい」と思う人も多いのではないでしょうか。また、メンタルの乱れからくる健康面が揺らぎやすい人も増えそうなので、隣の人にはなるべく優しくしてあげましょう。水の事故にも気をつけたい時です。折りたたみ傘の持ち歩きはマスト。
 天王星逆行の影響は、新しい時代の価値観にアップデートできていない人にとっての練習期間に。わからないことはわからないと言える素直さが大切です。監視社会のインターネット&SNS領域では引き続き誰かが炎上したり、晒し者になったり、ありもしないことまで広まったりしやすいかもしれません。あまりよくないことですが、ちょっとした言葉の過ちや手が滑ったようなきっかけが一気に燃え上がるようなこともありそうですから、SNSの使い方やコミュニケーションの取り方には要注意しましょう。「今までは大丈夫だったのに」ということが通用しなくなっていますので……。
 一方で、気になっていたツールやデバイス、企画やアイデアがあれば、サンプルや試供品などを取り寄せたり、お試しトライをしてみてください。「まずは気軽に試してみる」という軽いフットワークが、いい方向へと導いてくれそうです。結果が出るかどうかはさておき、あえての軽〜いノリが大切。この時に始めたことは、きっと来年の春までによい流れに乗れますよ。一度で同時進行するのも、人生のコスパ&タイパの向上に一役も二役も買ってくれるでしょう。

運命のいたずら、蝕のトンネル
 一年に数回やってくる日食と月食という、特別な新月と満月をつないでいく時間。今年は9月8日(月)前後から22日(月)前後、秋分も挟む時期にドラマティックな出来事が起こりそうです。テーマはひと言で言うと、愛。そしてパートナーシップ。自分の役割。
 運命の出会いというのは、ある意味天変地異みたいなものだから出会ったら最後、逃れることはできません。実際の自然災害的な天変地異の予測は非常に難しいですが、恋愛面の天変地異は星の流れを使うと少しだけ予測ができます。ズバリ、この9月にお誕生日を迎える人。おとめ座〜うお座に生まれた時のホロスコープの影響を強く持つ人。おとめ座&うお座の時期に生まれた人をパートナーに持つ人。その皆さんにとっては、運命が選ぶパートナーシップの運び、または「これこそ運命だ!」と思えるようなことがあるかもしれません。人によっては、昨年から続く出来事の場面転換や発展みたいなことも。さて、何を言っているかわからないと思いますが、きっとわかる人にはわかる内容です。運命とはなんとも奥深く、複雑で面倒くさく、面白いものです。もちろん、これは恋愛だけじゃなくて仕事面での変化もあります。「今回の人生で生まれてきたからこそ取り組まなくちゃいけないこと」に、やっと重い腰を上げて向き合わされる人もいるかもしれません。面倒かもしれませんが、とてもやりがいがあるはずです。
 「なんだかしっくりこないし、私は当てはまらないなぁ」という人も、もしかしたら誰かの運命のシナリオに引き寄せられてびっくりするようなことがあるかもしれませんよ……? 毎日部屋の床を水拭きするなどして、運気を上げていきましょう!

PROFILE

淡の間(あわいのま)
西洋占星術や西洋神秘学、タロットカード、ヨーロッパ発祥の自然療法などを学び、オリジナルのカウンセリングや講座などを展開しながら地球を修行中。占いのほか、コンセプト監修や文章も執筆。「GINZA」のWEBサイト、「kufura」などに連載を持つ。
@aynoma.jp

STORY of PHOTOGRAPH

TEXT_Yuito Ogawa

9月は暦では秋ですが、うだるような暑さはなかなか引いてくれませんね。日差しが強すぎて、日中はカメラが火傷しそうなくらいに熱くなることも……。僕は夏がとても苦手なので、早く冬が来ないかなぁと思っちゃいます。でも、夏が終わりに向かっていると思うと、なんだか少し切ない気持ちになります。空が少し高くなり夕焼けがやや赤くなってきて、これから来る秋に向けての高揚感と、夏の終わりの切なさが混じる空気をぜひ見ていただけたらと思います。それにしても、早く涼しくなってほしいですね。

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