MACKINTOSH
POP UP GALLERY
“Layers of the City”
by Kisshomaru Shimamura
OPENING RECEPTION

Nov 02, 2020 / CULTURE

伝統ある英国のアウターウェアブランド
「マッキントッシュ」による
今の感性をマッシュアップした
全く新しいポップアップギャラリー

PHOTO_Yosuke Kurosawa(TRYOUT)
EDIT&TEXT_Yoshio Horikawa(PERK)

1823年に英国で設立されたアウターウェアブランド「マッキントッシュ」。雨の多いイギリスにおいて、高い防水性を誇るマッキントッシュクロスを用いたステンカラーコート通称“ゴム引きコート”は、海外はもちろん日本のファッションシーンでもおなじみの存在で、モノ選びにこだわるINDEPENDENT GIRLにも支持されている。そんな由緒正しき英国ブランドが、初の試みとして気鋭のクリエイターを起用したポップアップギャラリーを[渋谷パルコ]1階で開催中。去る10月27日に行われたオープニングレセプションにお邪魔し、今回このスペシャルなアートギャラリーに参画したフォトグラファー、嶌村吉祥丸さんによって渋谷を舞台に撮り下ろされたZOMBIE-CHANGのMeirinさんと俳優の野村周平さんのパネルが並ぶ会場をスナップ撮影。

今季で5シーズン目となるコラボレーション「マッキントッシュ」×「ポーター」は、新たにミニサイズのリュックが登場。写真のブラックオリーブのほか、ブラックとレオパードもラインナップ。
左からミニバケット¥29,700、ミニバックパック¥36,300、ラップトップバックパック¥53,900
ブランドを代表するゴム引き生地を使ったステンカラーコートは、シーズナルモデルとして大柄のチェックやレオパードといったアイコニックなデザインも並ぶ。こちらは襟や袖が切りっぱなしになったローエッジフィニッシュにも注目。
「マッキントッシュ」とアートが融合した、今回のポップアップギャラリーのために制作されたZINEもフロアを彩っていた。

「いくつかのブランドのビジュアルづくりに取り組ませていただいたことはありましたが、クラシック、トラディショナル、ブリティッシュといったこれまでの『マッキントッシュ』のイメージを引き継ぎながら、[渋谷パルコ]という場所で何ができるか思いを巡らせた結果、Meirinさんと野村周平さんのお2人をこの街で撮ることに決めました。飾っていないのにかっこいい、自然体の2人を見てほしいですね」。そう話すのは、フォトグラファーの嶌村吉祥丸さん。彼考案の“Layers of the City”と題したこちらのイベントは、11月18日(水)まで開催。[渋谷パルコ]に足を運んで、リアリティに満ちた写真の数々と「マッキントッシュ」の世界観を身近に感じてみては?

Kisshomaru Shimamura

嶌村吉祥丸
東京生まれ。国内外を問わず活動し、フォトグラファーのみならずギャラリーのキュレーターも務める。主な個展に『Unusual Usual』(2014年、ポートランド)、『Inside Out』(2016年、ワルシャワ)、『photosynthesis』(2020年、東京)など。
Instagram_@kisshomaru

INFORMATION

開催期間_~11月18日(水)
会場_渋谷パルコ 1F[The window]
東京都渋谷区宇田川町15-1