My INSCRIRE Style.
Feb 29, 2024 / FASHION
“余白”をクリエイトしながら
着る人と共に成長する服
トラッドやミリタリー、スポーツといった、さまざまな要素を取り入れながら大人のカジュアルスタイルを提案する〈アンスクリア〉。今シーズンのインスピレーション源である「制服」、「ジャージ」、「スケーター」といったカルチャーを尊重しながらも、現代のファッションへと昇華。あえて正解を作らずに着る人の感性や気分に委ねることで、コーディネートの“余白”を大切にしている。年齢や性別、職業が異なる複数のモデルを起用し、彼・彼女らのパーソナリティが映し出されたルックを公開。
PHOTO_Kota Ishida(MARE Inc)
STYLING_Yumika Oka(INSCRIRE)
HAIR&MAKE_Yuko Aika(W), Nao Ikeda
EDIT&TEXT_Maria Ito(PERK)
トラックジャケット¥37,400、トラックパンツ¥35,200、オーガンジーブラ¥39,600/以上アンスクリア、そのほか私物
トラックジャケット¥37,400、トラックパンツ¥35,200、ブリーチパッチワークドレス¥49,500/以上アンスクリア、そのほか私物
写真左 L to R
トラックジャケット¥37,400、トラックN/S Vパネルジャケット ¥97,900、オーバーサイズパンツ¥97,900/以上アンスクリア、そのほか私物
オーバーサイズトラックジャケット¥97,900、メッシュフットボールTee ¥31,900、ランニングショーツ¥47,300、トラックパンツ¥35,200/以上アンスクリア、そのほか私物
トラックジャケット¥37,400、オーバーサイズパンツ¥86,900/以上アンスクリア、そのほか私物
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01 悠
トラックアイテムを、
美しく着こなすという新しい発想スポーティな印象が強いトラックのジャケットとパンツをモードにまとめて、ランジェリーでグッと女性らしく。足元からは、プレイフルに咲くサンダルが覗く。「ジャージはラフにならないかと不安もありましたが、少しのアクセントでこんなにファッションっぽく着こなせるんだと新しい感覚でした」。ローライズしたパンツから見せるタイツも密かなポイント。
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02 HIBARI
自由をこの時代でどう表現するか、
それは自分らしさを貫くことオーバーサイズのトラックジャケットとの対比で、インナーはタイトに。ワンピースのトップスは、頭を通す位置によって表情を変え、ドレープのきいたタンクトップとしても着られる。「セットアップはシルエットがきれいだったので、いい意味でジャージっぽさがなかった。インナーは遊びがあってかわいい」。お腹をちらりと見せて、茶目っ気をきかせた。
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03 小柳翔平(左)
スケートカルチャーと融合させた
新鮮なスタイルスケーターを彷彿とさせるオーバー気味のジャケットとパンツを合わせ、自身でペイントしたシルクスクリーンのグラフィックTシャツを合わせた。その間を取り持つのは、トラックベストというハズしアイテム。「男女で着やすいかっこいいデザインでした。こういったアクセントがきいたファッションをまといながら、スケートしに行きたいです」
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03 遼大(中)
鮮やかで目を引くブルーは、
軽快なムードを演出してくれるブロンドヘアにブルーのトップスと、色のハレーションをポジティブに据えたスタイリング。「普段は崩したスタイリングが多いけれど、ジップを閉めてきちんと着るのもなんかいいなと思いました」。迫力あるワイドパンツはトップスとの緩急をつけて、ストリート感もしっかりと落とし込む。パワフルなカラーをまとって颯爽と駆け抜ける姿が、またかっこいい。
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03 横山創太(右)
スケーター精神を吹き込んだ
フレッシュな着こなし「〈アンスクリア〉はものすごくおしゃれでストリート感もあるし、生地もめちゃくちゃいいので最高に動きやすい!」。トラックジャケットとメッシュフットボールT、トラックパンツにハーフパンツの合わせなど異素材アイテムを巧みにレイヤードした、これまでにない新鮮なスタイリング。ファッションとの相性を考え、ヘアはコンパクトに。
SPORTS STYLE
01 悠
トラックアイテムを、
美しく着こなすという新しい発想
スポーティな印象が強いトラックのジャケットとパンツをモードにまとめて、ランジェリーでグッと女性らしく。足元からは、プレイフルに咲くサンダルが覗く。「ジャージはラフにならないかと不安もありましたが、少しのアクセントでこんなにファッションっぽく着こなせるんだと新しい感覚でした」。ローライズしたパンツから見せるタイツも密かなポイント。
トラックジャケット¥37,400、トラックパンツ¥35,200、オーガンジーブラ¥39,600/以上アンスクリア、そのほか私物
02 HIBARI
自由をこの時代でどう表現するか、
それは自分らしさを貫くこと
オーバーサイズのトラックジャケットとの対比で、インナーはタイトに。ワンピースのトップスは、頭を通す位置によって表情を変え、ドレープのきいたタンクトップとしても着られる。「セットアップはシルエットがきれいだったので、いい意味でジャージっぽさがなかった。インナーは遊びがあってかわいい」。お腹をちらりと見せて、茶目っ気をきかせた。
トラックジャケット¥37,400、トラックパンツ¥35,200、ブリーチパッチワークドレス¥49,500/以上アンスクリア、そのほか私物
03 小柳翔平(左)
スケートカルチャーと融合させた
新鮮なスタイル
スケーターを彷彿とさせるオーバー気味のジャケットとパンツを合わせ、自身でペイントしたシルクスクリーンのグラフィックTシャツを合わせた。その間を取り持つのは、トラックベストというハズしアイテム。「男女で着やすいかっこいいデザインでした。こういったアクセントがきいたファッションをまといながら、スケートしに行きたいです」
03 遼大(中)
鮮やかで目を引くブルーは、
軽快なムードを演出してくれる
ブロンドヘアにブルーのトップスと、色のハレーションをポジティブに据えたスタイリング。「普段は崩したスタイリングが多いけれど、ジップを閉めてきちんと着るのもなんかいいなと思いました」。迫力あるワイドパンツはトップスとの緩急をつけて、ストリート感もしっかりと落とし込む。パワフルなカラーをまとって颯爽と駆け抜ける姿が、またかっこいい。
03 横山創太(右)
スケーター精神を吹き込んだ
フレッシュな着こなし
「〈アンスクリア〉はものすごくおしゃれでストリート感もあるし、生地もめちゃくちゃいいので最高に動きやすい!」。トラックジャケットとメッシュフットボールT、トラックパンツにハーフパンツの合わせなど異素材アイテムを巧みにレイヤードした、これまでにない新鮮なスタイリング。ファッションとの相性を考え、ヘアはコンパクトに。
写真左 L to R
トラックジャケット¥37,400、トラックN/S Vパネルジャケット ¥97,900、オーバーサイズパンツ¥97,900/以上アンスクリア、そのほか私物
オーバーサイズトラックジャケット¥97,900、メッシュフットボールTee ¥31,900、ランニングショーツ¥47,300、トラックパンツ¥35,200/以上アンスクリア、そのほか私物
トラックジャケット¥37,400、オーバーサイズパンツ¥86,900/以上アンスクリア、そのほか私物
写真右 L to R
ワークジェケット¥97,900、デニムバギーパンツ¥45,100/以上アンスクリア、そのほか私物
ストレートレイヤードデニム¥53,900/以上アンスクリア、そのほか私物
スウェットシャツ¥35,200、デニムバギーショートパンツ¥37,400/以上アンスクリア、そのほか私物
タイトフィットデニムジャケット¥ 39,600、デニムルーズフィットパンツ¥42,900/以上アンスクリア、そのほか私物
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04 遼大 (左)
かっこいいだけじゃ物足りない、
裾にヤンチャなムードを取り入れてデニムバギーパンツの引きずるほど長い裾には、擦れた加工が施されている。腰ばきが流行ったいつかの時代、裾が同じように破けていた……、なんて懐かしさを感じる人もいるのでは。「ワイドパンツのはずが、僕の身長ではくとぴったりなサイズになりました。それでもはいた時のバックシルエットがよかった」。やはり性別も身長も関係なく着られるのが、このブランドの魅力。
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04 小柳翔平(中)
少しのエッセンスを加えたデニムは、
ブランドの魅力が詰まった一本「作り込り込まれたデザインは動きにくいイメージがありましたが、〈アンスクリア〉は着心地がよく機能性も優れている。ストリート感満載なスケートカルチャーですが、こういったファッションも楽しみたいです」。レイヤードしているようなデザインの新作デニムが、このスタイルのいちばんの主役。ヴィンテージの革ジャンでタイトにまとめるのが潔い。
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04 横山創太(右)
スタンダードな着こなしも、
西海岸のスケーター的解釈をプラス無地のグレースウェットと半端丈のデニム。何げないスタイルだけれど、こなれたサイズ感やルーズにはいたソックス、ビーニーやサングラスの合わせなど、地味に陥らない小技が満載。「スケーター以外のストリート系の方たちでもかっこよく着れると思います!INSCRIRE YO CHECK!!!」。服の重心を下に持ってくることがこのスタイルのカギ。
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05 塩井るり
スタイルもデニムも、
互いにアップデートし合うかっこいい時代いつの時代も多くの人から愛されるデニムスタイル。現代に落とし込むなら、股上が深いハンサムなボトムスにコンパクトなジャケットを合わせたい。何重にも重ねたチェーンのブレスレットや大ぶりのピアス、ラインストーンがあしらわれたヒールで、女性らしさも散りばめている。「身体のラインがすごくきれいに見えました」。余裕を感じさせる、大人のカジュアルスタイルを見事に体現。
DENIM STYLE
04 遼大 (左)
かっこいいだけじゃ物足りない、
裾にヤンチャなムードを取り入れて
デニムバギーパンツの引きずるほど長い裾には、擦れた加工が施されている。腰ばきが流行ったいつかの時代、裾が同じように破けていた……、なんて懐かしさを感じる人もいるのでは。「ワイドパンツのはずが、僕の身長ではくとぴったりなサイズになりました。それでもはいた時のバックシルエットがよかった」。やはり性別も身長も関係なく着られるのが、このブランドの魅力。
04 小柳翔平(中)
少しのエッセンスを加えたデニムは、
ブランドの魅力が詰まった一本
「作り込り込まれたデザインは動きにくいイメージがありましたが、〈アンスクリア〉は着心地がよく機能性も優れている。ストリート感満載なスケートカルチャーですが、こういったファッションも楽しみたいです」。レイヤードしているようなデザインの新作デニムが、このスタイルのいちばんの主役。ヴィンテージの革ジャンでタイトにまとめるのが潔い。
04 横山創太(右)
スタンダードな着こなしも、
西海岸のスケーター的解釈をプラス
無地のグレースウェットと半端丈のデニム。何げないスタイルだけれど、こなれたサイズ感やルーズにはいたソックス、ビーニーやサングラスの合わせなど、地味に陥らない小技が満載。「スケーター以外のストリート系の方たちでもかっこよく着れると思います!INSCRIRE YO CHECK!!!」。服の重心を下に持ってくることがこのスタイルのカギ。
写真右 L to R
ワークジェケット¥97,900、デニムバギーパンツ¥45,100/以上アンスクリア、そのほか私物
ストレートレイヤードデニム¥53,900/以上アンスクリア、そのほか私物
スウェットシャツ¥35,200、デニムバギーショートパンツ¥37,400/以上アンスクリア、そのほか私物
05 塩井るり
スタイルもデニムも、
互いにアップデートし合うかっこいい時代
いつの時代も多くの人から愛されるデニムスタイル。現代に落とし込むなら、股上が深いハンサムなボトムスにコンパクトなジャケットを合わせたい。何重にも重ねたチェーンのブレスレットや大ぶりのピアス、ラインストーンがあしらわれたヒールで、女性らしさも散りばめている。「身体のラインがすごくきれいに見えました」。余裕を感じさせる、大人のカジュアルスタイルを見事に体現。
タイトフィットデニムジャケット¥ 39,600、デニムルーズフィットパンツ¥42,900/以上アンスクリア、そのほか私物
オーバーサイズトレンチコート¥130,900/以上アンスクリア、そのほか私物
オーバーサイズジャケット¥107,800、ジレ¥59,400、2wayタイトスカート¥53,900/以上アンスクリア、そのほか私物
オーバーサイズジャケット¥107,800、プリーツスカート¥75,900/以上アンスクリア、そのほか私物
STYLE
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06 悠
お気に入りのトレンチコートなら、
雨の街も遊び場になるでしょ「雨の日は外に出るのも憂鬱ですが、このレインコートに、かわいい長靴を合わせれば、楽しい一日になりそう。生地も薄くて軽くて、レインコートによくある蒸れ感もまったく感じず、さらっと着こなせました」。ワンピースのようにボタンをすべて留めて、さらにぎゅっとウェストをシェイプした女優風のクラシックな装い。雨しのぎのスカーフもポイント。
-
07 塩井るり
“かつて”を感じせさせるジャケットは、
芯のある凛々しい表情を生む「ヒールをはくのも久々なんです。こんな素敵なスタイリングにしてくださってとても嬉しい」。そう話するりさん、かつては東京のクラブシーンを牽引してきた存在。その時代のビッグショルダーをインスピレーション源に、現代の着こなしへと昇華したジャケットと合わせたのは、前と後ろでパターンの違うスカート。内に秘めたセンシュアルなムードを漂わせる。
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08 HIBARI
クリエイティブと伝統が寄り添った、
新しい解釈のユニフォーム見ての通り、学生服を連想させるセットアップは、ディテールの変化でファッション性をプラス。「いろんな体型の人もはきやすいスカートの作りが、すごく面白いと思いました! プリーツスカートはボタンがいっぱいあって、ウエストの部分を折ったりできてレイヤー感を出せてめちゃくちゃタイプでした!」と少し興奮気味。自身で落描きしたローファーにも注目。
WOOL & TRENCH STYLE
06 悠
お気に入りのトレンチコートなら、
雨の街も遊び場になるでしょ
「雨の日は外に出るのも憂鬱ですが、このレインコートに、かわいい長靴を合わせれば、楽しい一日になりそう。生地も薄くて軽くて、レインコートによくある蒸れ感もまったく感じず、さらっと着こなせました」。ワンピースのようにボタンをすべて留めて、さらにぎゅっとウェストをシェイプした女優風のクラシックな装い。雨しのぎのスカーフもポイント。
オーバーサイズトレンチコート¥130,900/以上アンスクリア、そのほか私物
07 塩井るり
“かつて”を感じせさせるジャケットは、
芯のある凛々しい表情を生む
「ヒールをはくのも久々なんです。こんな素敵なスタイリングにしてくださってとても嬉しい」。そう話するりさん、かつては東京のクラブシーンを牽引してきた存在。その時代のビッグショルダーをインスピレーション源に、現代の着こなしへと昇華したジャケットと合わせたのは、前と後ろでパターンの違うスカート。内に秘めたセンシュアルなムードを漂わせる。
オーバーサイズジャケット¥107,800、ジレ¥59,400、2wayタイトスカート¥53,900/以上アンスクリア、そのほか私物
08 HIBARI
クリエイティブと伝統が寄り添った、
新しい解釈のユニフォーム
見ての通り、学生服を連想させるセットアップは、ディテールの変化でファッション性をプラス。「いろんな体型の人もはきやすいスカートの作りが、すごく面白いと思いました! プリーツスカートはボタンがいっぱいあって、ウエストの部分を折ったりできてレイヤー感を出せてめちゃくちゃタイプでした!」と少し興奮気味。自身で落描きしたローファーにも注目。
オーバーサイズジャケット¥107,800、プリーツスカート¥75,900/以上アンスクリア、そのほか私物
塩井るり
「Breakfast Club」オーナー
「芝浦 ゴールド」「恵比寿 みるく」「青山 ル バロン」など、東京を象徴するクラブをプロデュースし、2016年に「Breakfast Club」をオープン。
@mamaluli
小柳翔平
〈Little Willow〉デザイナー、
スケーター
自身のブランド〈Little Willow〉を手がける傍ら、スケートクルー「HEEL COLLECTIVE」のアートディレクターとしても活動している。
@______shohey
INFORMATION
https://inscrire.jp/
@inscrire_official
渋谷PARCO 1Fポップアップスペース「the window」
東京都渋谷区宇田川町15-1
開催期間:3月29日(金) 〜 4月14日(日)
営11:00~21:00
TEL 03-6416-5396