
ランジェリーショップのオーナーを母に持ち、
そこで生まれ育った〈HAZE UNDERWEAR〉ファウンダーの
ヒトミ・ココ・コンノさんと、
ファッションを通して人の内面に触れてきた
「インターナショナルギャラリー ビームス」の
ウィメンズディレクターである丸山恵利佳さん。
まったく違う道を歩んできた2人が、
〈HAZE〉のランジェリーを通して出会うべくして出合った。
服の外側からではなく、“内側から整える”という美意識。
甘く見せるためではなく、
静かに気分を灯すためにまとうランジェリー。
彼女たちのスタイルには、
自分を慈しむことの奥深さがにじんでいる。
この対談では、ルーツ・ランジェリー・ヴィンテージ・色気……。
肌のすぐそばに宿る、それぞれの物語をたどる。
PHOTO_Haruki Matsui
MODEL_Haru (soi management)
EDIT&TEXT_Maria Ito (PERK)
ヒトミ・ココ・コンノ
アンダーウェアブランド〈HAZE UNDERWEAR〉のファウンダー兼ディレクター。老舗ランジェリーショップ「ガブリエルペコ」のバイヤーとしても活躍し、ブランドの世界観を次世代へと継承する存在。20代をヨーロッパで過ごし、〈オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー〉パリ本店での勤務経験を通して、香水や香りへの深い造詣も持つ。服とランジェリー、そして香り、肌に近い美意識を多角的に探求している。
丸山 恵利佳
「ビームス レコーズ」や「インターナショナルギャラリー ビームス」でのショップスタッフを経て、現在はディレクターとして活躍。ジャンルや時代を超えた確かな審美眼で、国内外から独自の視点でアイテムをセレクト。トレンドも織り交ぜた編集力で、スタッフや顧客からも一目置かれる存在に。世界各国のファッションに触れながら、日々スタイルを更新している。