For Their Future
Solar-Powered Watches
Mar 18, 2022 / FASHION / TIE UP
「スカーゲン」と進化する
サスティナブルのニュースタイル
環境に対して私たちができることって
どんなことだろう。
日々過ごす中で、身につけるもの、食べるもの、
一つひとつを意識して手に取ることで
一歩前に進む自分を実感する。
「スカーゲン」が手がける
サスティナブル素材の腕時計は、
そのきっかけを与えてくれる一つのパーツ。
私たちの予想を超えた進化を見せるデザインは、
サスティナブルの新たな可能性を
感じさせてくれる。
MODEL_Mayumi Yamase
PHOTO_Keisuke Kitamura
EDIT&TEXT_Hitomi Teraoka(PERK)
No.06
Mayumi Yamase
柔らかな光を帯びた
マザー・オブ・パールの文字盤と
ニュアンスカラーとの
絶妙なバランス感
model
KAROLINA
SKW 2981
サスティナブルは“特別なこと”ではなく、
いつもの日常の中にある“当たり前のこと”
「私はいつも色のある洋服を着ることが多いので、今回、ブルーの時計にミントグリーンのパーカーを合わせて淡いトーンで全身をまとめてみました。光の反射によって表情が変わるマザー・オブ・パールダイアルの時計は、自然と惹き寄せられる不思議な魅力を持ったデザイン。手元に程よいアクセントをプラスしてくれます。ケースには再生ステンレス、エコレザーのストラップと、環境に配慮した素材を使用している背景を聞き、この上品な見ために地球に優しい要素も組み合わさるなんてとても素敵だなと思いました。『スカーゲン』の時計はデザイン性があり、まさにいつものスタイルになじむアイテムの一つ。企業として環境問題に取り組む姿勢に関しても、曖昧な表現がなく、2025年までに実現させる明確な計画を示しているのが素晴らしいです。それを知って『スカーゲン』の時計を身につけると自然と意識も持てますよね」
「環境について考え始めたきっかけは、イギリスで過ごした学生時代だと思います。ギャラリーやドローイングクラスを開催していたカフェでアルバイトをしていたのですが、クラスの休憩になるとみんな必ずマイカップを持ってカフェに来ていて、サーブ自体も使い捨てカップではなくマグですることが普通。サスティナブル=当たり前の考えを持っている人たちの近くにいたことで、自分も意識をするようになったのかなと。あとは、親が古着屋をやっていたので、洋服に関しては“保つもの”だっていう感覚がありますね。親やお姉ちゃんから譲り受けた服を今も着たりしていて、実はこれが自分のやっている一番のサスティナブルなのかも。それと小さな積み重ねなのですが、湯たんぽの水は捨てずにもう一度温めて入れたり、アトリエまでの移動方法を自転車にしたり、そういう無理なく自分の範囲でできることから心がけています」
「仕事で出会った人たちから影響を受けることもあります。『アクネ ストゥディオズ』のお手伝いを時々しているのですが、スウェーデンの本社でのフードロスへの取り組みなどはもちろん、担当する人たち自身も意識が高くて。ヴィーガン・ベジタリアンの人も多く、日本でアテンドをする時にはヴィーガンメニューを取り扱う店の少なさをあらためて実感することも。あと、みんなプラスチックを本当に嫌がるんです。その様子を見ていると、プラスチックを買うことはできればやめるようにしたいなと思うようにもなりました。ただ、その一方で「フードアンドカンパニー」というオーガニックのグロサリーを扱う友人とフードロスについて話した時、みんなプラスチックなんていらないと言うけれど、野菜の保存はプラスチックがあることで1週間ほど持ちが違うという話を聞いて。単に荷重包装がいけないという発信が多いですが、サスティナブルを考える時に一つの面から見るのではなく、プラスチックを使う理由もあるという目線もちゃんと知らないといけないなと感じました」
「環境を考えるプロジェクトや人と携わる機会は多いかもしれないですね。自分の作品でサスティナブルをテーマにしたことはないのですが、私の作品から何かを感じ取って自分の発信したいこととつなげてくれる方たちはいました。あと、『ナイキ』の案件で出会った、ノイハウス萌菜さん(ノープラスチックジャパン)とは、一緒に計画していることも。環境に関しても彼女は知識が豊富なので、話を聞いていて面白いです。いざ自分が体感しないとサスティナブルってやろうと思わないじゃないですか。自分も海外に住んでいた時に周りの人たちが普通にやっているのを見て『そうだよな』って実感をしたし、その実感ができてやっと行動に移すことができた。私自身が自分もやってみようとなる経験があったので、こうやってメディアに出て、何かしら声をあげるっていうのはやってみた方がいいのかなって。何が変わるんだって思うかもしれないけど、まずは声をあげるということが大事なのかなと思います」
SUSTAINABLE ITEMS
ITEM 01
ITEM 02