For Their Future
COLLECTION
May 18, 2021 / FASHION
「スカーゲン」と進化する
サステナブルのニュースタイル
環境に対して私たちができることって
どんなことだろう。
日々過ごす中で、身につけるもの、食べるもの、
一つひとつを意識して手に取ることで
一歩前に進む自分を実感する。
「スカーゲン」が手がける
サスティナブル素材の腕時計は、
そのきっかけを与えてくれる一つのパーツ。
私たちの予想を超えた進化を見せるデザインは、
サスティナブルの新たな可能性を
感じさせてくれる。
MODEL_Minami Asano
PHOTO_Anna Miyoshi(TRON)
EDIT&TEXT_Hitomi Teraoka(PERK)
SPECIAL THANKS_AKTR Sports Supply
No.02
MINAMI ASANO
ヴィンテージMIXの
大人カジュアルな装いに
ブルーカラーの時計で
爽やかな空気を纏わせて
model
AAREN NATURALS
SKW2972
古着をセレクトすることで
物を大切にする“想い”も感じる
「ネイビーの時計に合わせて、コーディネートは落ち着いたトーンでシンプルにまとめました。三宿の古着屋『ROSE』で購入したトップスに、昔から愛用している[リーバイス]のデニム、ベルトは実家にあったものと、洋服は新しく購入するよりも元々は母が着ていた服だったり、古着を積極的に取り入れるようにしています。古着を選ぶことがサステナブルだということを意識したのは最近なのですが、80、90年代くらいの母の服って今見てもすごく可愛いですし、それに、着られる状態ということは1着1着を大切にしてきたんだなっていう、その物に対する“想い”も感じることができる。そういう部分もいいなと思うんです。今回はパンツスタイルと時計を合わせたのですが、ワンピースなどガーリーな雰囲気とも相性が良さそうですし、青系のカラーをアクセントに夏っぽく爽やかな印象に仕上げるのもオススメです」
自身の取り組みとリンクし、
より環境への意識を高めてくれる腕時計
「実際に時計を手にしてみて、ストラップの柔らかなつけ心地と、リンゴの皮など植物性の廃棄素材を採用しているのに対して、本革に近い高級な質感を持つ見た目にとても驚きました。サステナブルのアイテムというと私の中では少しチープになってしまうイメージがあったのですが、印象が変わりましたね。廃棄素材を使うという部分で、私自身も普段生ゴミとして捨ててしまっている食材を余すことなく調理できないかという思いから考えた、廃棄食材も美味しく食す「アース弁」というお弁当を作っていて、リンクする部分がある! と嬉しく思いました。こういう時計を身につけたり、お弁当を作ったりすることで自分の中での環境への意識がさらに高まりますよね。本当は捨てられてしまう物を再利用する[スカーゲン]の取り組みはすごく共感ができるし、プロダクトの質の良さだけにとどまらず、環境への配慮もしっかりとできているというところが本当に素晴らしいなと感じています」
「調理の際にでた野菜の皮や切れ端などを捨てることって当たり前と感じている人も多いと思いますが、私はケータリング業に携わるようになり「アース弁」を作ったことで、廃棄食材の価値に気づくことができたと思っています。例えばニンジンの皮だったら、きんぴらにしたり、刻んで炊き込みご飯にいれたりすると、旨味もつまっていてとても美味しいんです。この部分って食べられるのかなとか、もしかしてアクが強すぎたり食べた時に体に害とかあるかもしれないなど、このことをきっかけに野菜のこと、栄養価についてもより深く調べるようになりました。あと、ケータリングでは20、30人前を一度に作るので、食材の使い方を見直すことで以前と比べてゴミの量もとても減ったんです。あとは、マイボトルやエコバッグを持ったり、なるべく作り置きをしたり、まとめて作れる物にすることで調理時間を減らしたりも。毎回作ってると無駄なお水も火も使いますし、時短な物をつくることで省エネになるので、それもサステナブルかなと」
SUSTAINABLE ITEMS
ITEM 01
ITEM 02