ダウンのような暖かさで素足を包み込み、
そのまま外出できる秋冬のサンダル〈SUBU〉。
定番的なシリーズとして位置付けられる
パーマネントコレクションやシーズンごとに登場する
コンセプトコレクションもさることながら、
国内外のファッションブランドとのコラボモデルも充実の一途。
そこでこの冬、〈SUBU〉とタッグを組んだ3つのブランドに
制作エピソードを聞き、
それぞれのコラボシューズに
今季のコレクションを合わせてもらったitスタイルをお届け。
まず初めは台湾を拠点とする〈セイヴソン〉のデザイナー、
ヅゥチン・シンさんに登場してもらった。
PHOTO_Haruki Matsui
EDIT&TETX_Yoshio Horikawa(PERK)
PROFILE
ヅゥチン・シン/ 〈セイヴソン〉デザイナー
台北市の大学を卒業後にメンズブランド〈エイ・クライプシス〉を立ち上げ、2017年にウィメンズの〈セイヴソン〉をスタート。東京では百貨店やセレクトショップでポップアップストアを催するほか、22年春夏から「Rakuten Fashion Week TOKYO」にてランウェイショーを成功させるなど、日本のファンも増える一方。趣味は昔の香港映画を観ること。
@seivson
今回、ご縁があってコラボモデルが実現したとのことですが、以前より〈SUBU〉のことは知っていましたか?
もちろんです。“秋冬のサンダル”というコンセプトが特徴的で、面白いなと注目していました。特に台湾ではBLACKPINKのジェニーがはいていることで、すごく広まったと思います。こちらのサンダルの話をすると、私も大好きでブランドのシグニチャーアイテムであるMA-1タイプのブルゾンをデザインソースとして落とし込みました。アッパーには多方向からプリーツを織り込み、重層的でうねるような質感を表現しています。大胆なホールカッティングもアウターと同じディテールになりますね。MA-1というところで中敷きもオレンジにして、黒やカーキのアクセントにしました。
ソールは〈SUBU〉定番のアウトソールのほか、プラットフォームソールもラインナップされていますね。
スタイルに合わせて選んでいただけるよう、ぜひ厚底タイプもやりましょうとリクエストしました。私は両方ともはいています。
この秋冬シーズンは、どういったコレクションなのか教えてください。
これまで“痕跡、身体、生活”の関係を探求してきたのですが、今季は視線を舞台からバックステージへと移し、ランウェイを降りたあとの“日常”にフォーカスしました。これまで歩んできた道のりや成長過程を自分の証、言い換えれば傷跡や痕跡と捉え、ワッシャー加工をランダムに施したアイテムをリリースしています。
なるほど。言われてみれば、こちらの〈SUBU〉のシューズにも痕跡や傷跡を表現されていますね。〈セイヴソン〉の秋冬コレクションと〈SUBU〉のコラボシューズは相性がよさそうですね。
はい、いいと思います。とても合っていると自負しています。
ジョ・ブンキ/スタッフ
トレースリバーシブルMA-1 ¥60,060/エイ・クライプシス×セイヴソン、ファイバーウール ディコンストラクテッド ロングスカート¥39,050/セイヴソン
SUBU×セイヴソン プラットフォーム ブラック¥30,800
リュウ・テイギ/スタッフ
レーザーカット ストラクチャードジャケット¥46,750レーザーカット ストラクチャードパンツ¥37,400/共にセイヴソン
SUBU×セイヴソン カーキ ¥27,500
VAMP Collection
(L to R)VAMP VELVET PINK,
VAMP VELVET PETROL,
VAMP VELVET GRAY各¥9,900
INFORMATIONイデアポート 0120-901-049
http://www.subu2016.com
@subu_tokyo_japan
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