Can Go Anywhere
私たちはどれだけの季節を迎えたのだろう。あの子と過ごした時間が、もう随分と昔のことのように思えてしまう。記憶の中で今も輝くあの風景を求めて、懐かしささえも感じる高揚感を胸に外への扉に手をかける。太陽がきらめく水面、心地よいそよ風、行きたい場所へ。私たちはどこへだって行ける。