What’s Handsome Make Up ?
#03 Natsumi Sunaga
Aug 28, 2025 / BEAUTY


四季折々で楽しめるメイクは、普段の自分を何倍にもパワーアップさせてくれ、自信すらも与えてくれる。トレンドを追いかけたり、口コミをもとに新作をいろいろ試してみたり、自分に合ったメイクにたどり着く瞬間も醍醐味の一つ。職業柄提案力に長け、マイスタイルを追求している4名の美容師に、PERKの夏のシーズンテーマである“New Handsome Way”にちなんだメイクを、リアルに愛用しているアイテムを使って披露してもらった。3人目は「NEST」の砂永夏海さん。小麦肌にハスキーボイスのエネルギッシュな彼女が魅せるハンサムとは?
PHOTO_Natsumi Ejima
EDIT&TEXT_Mizumo Uehara(PERK)

Natsumi Sunaga/「NEST」スタイリスト
美容師歴10年目。「この仕事が大好きで、それ以外に考えたことがない! 」と、ヘルシーでありながらもどこか都会的で個性溢れる砂永さん。自然に触れることでリフレッシュでき、最近もオフのたびに海へ行ってのんびりしているそう。沖縄にもサクッと行くほどのフットワークの軽さも魅力。
@sunaga.natsumi
@nest hair.tokyo

左から時計まわりに
〈ナーズ〉チーク&ハイライト
「焼けた肌にふんわり艶を出すハイライト。絶妙な艶感で肌に抜け感と立体感をプラスしています」
〈アニヴェン 〉アイパレット
「肌なじみのよいベージュと目元をやさしく締めるシアーなブラウンで、陰影感を意識してのせています。奥行きを出すことで自然と印象のある目元に」
〈アンリシア〉チーク
「ハンサムヘルシーな雰囲気にするため、火照ったような日焼けチークを。広範囲に入れるのがポイントです」
〈シェグラム〉リップグロス
「ヌーディで細かいラメが入っているので、光に当たるとキラキラと艶を放ってくれるリップグロス。今回は目元が主役なので、リップは抑え気味です」
〈アニヴェン〉リキッドアイシャドウ
「ハイライト代わりに仕込んで、繊細な艶感をさりげなくオン」
〈ナーズ〉ブロンジングパウダー
「フェイスラインや頬の下にふわっと入れて、ナチュラルだけど陰影はしっかり。これがあるかないかだけで、結構差がつくマストアイテム」

〈メイベリン〉アイライナー
「くっきりシャープに存在感のある目元にしてくれる、強めメイクには欠かせないアイテムです」
〈アンリシア〉アイライナー
「粘膜の囲みメイク専用。柔らかく落ちにくいので、くっきりアイメイクの時の必需品」

アイラインは二刀流で、凛とした強い女性を演出
「今回のハンサムメイクのポイントは、2本のアイラインで作った囲みメイク。普段しっかりと引いているキャットラインも、囲みメイクのバランスを考えて気持ち抑えめに。アイメイクに強さを持ってくることで、芯のある知的で凛とした女性をイメージできたかなと。海で焼けた小麦肌に、オレンジピンクのチークはヘルシーさもプラスされて今の自分の気分にもぴったり」。彼女自身、どことなくハンサムな雰囲気を感じる。振る舞いなのか、カラッとしたキャラクターなのか。このメイクをして「変わらず海にサンセットを眺めに行きたい! 」と、好きに実直な姿もハンサムな要素の一つに違いない。
Other Handsome Items

「香水ほど強く主張しすぎず、ふと髪が揺れた時にだけほのかに香る〈プラダ〉のヘアミストは、狙っていないのに惹きつけるような余裕と色気をまとわせてくれます。清潔感と洗練さのバランスが絶妙で、媚びない強さと静かな自信を与えてくれます。飾らず自然体なのに芯があってブレない、そんなハンサムな女性像を後押ししてくれるとっておきのアイテムです」

