ちょっとした外出にちょうどいい、素足ではける秋冬のサンダル〈SUBU〉。
豊富なバリエーションが揃いシーズンごとのコンセプトコレクションにも注目が集まるなか、
今年は日本で古くから伝わるハレとケをインスピ源とした“HAREMOKEMO”シリーズが登場した。
合わせる服によって多彩な表情を見せてくれる新しい〈SUBU〉を、
マイスタイルを確立する2人のスタイリストはいかにはきこなすのか。
チャプター2は「THE FOUR-EYED」のディレクターでもある渋川舞子さんのハレとケ、それぞれのコーディネートを紹介。
PHOTO_Haruki Matsui
EDIT&TEXT_Yoshio Horikawa(PERK)
PROFILE
Maiko Shibukawa
渋川舞子/岩手県盛岡市の高校を卒業してロンドンに留学。帰国後、2016年に新宿歌舞伎町に自身がディレクター、バイヤーを務める「THE FOUR-EYED」をオープン。スタイリストとしても活動し、日常のムードやモデルの個性を際立たせたコーディネートに定評がある。
@maikoshib
@the_foureyed
〈SUBU〉はNYを拠点とする大好きなブランド
〈サンディ リアン〉が
コラボしていたので
知ってはいましたが、今回の撮影で初めてはきました。
想像していた10倍くらいはき心地がよくて、
保温性を逃さない心地いいフィット具合も感動もの。
今日のようなスタイル以外だと、休日に長めのワンピースに
合わせてショッピングに出かけたり、
裾に溜まりがある太めのパンツに合わせて
店頭に立ったりしたいですね
jacket_Acne Studios
mini dress_Ottolinger
shorts_Paloma Wool
tights_Tabio
shoes_SUBU
柄on柄のレイヤースタイルは
足元のベロアでモード感も
インナーに着たミニドレスのメッシュの透け感を活かして、その下にアーガイル柄のショーツを合わせて仕上げにカーキのカラータイツで締めました。ムートンのアウターもドレスも紐が垂れ下がっている、こういうちょっとしたギミックも好きで。結んでもいいけど垂れ下がったまま着るのもすごくかわいくて、歩くたびにひらりと揺れてハレの日の気分を盛り上げてくれそうです。〈SUBU〉はコンフォートシューズのイメージが強かったんですけど、この程よく光沢のあるベロア生地だとモードっぽい雰囲気がグッと増しますよね。今日のようなお出かけをイメージしたスタイルにも、ラフになりすぎずに上手く馴染んでくれます
HAREMOKEMO
CELOSIA VELVETBLACK
¥11,000
見るからに暖かそうなムートンジャケットを主役に、細かいドット柄が施されたミニドレスとアーガイルパターンのニットショーツをスタイリング。カーキのタイツに合わせたベロアのシューズは、定番コレクションのようなアッパーにステッチがない分洗練されたムードが漂い、アウターやインナーの色柄を引き立てている。
hair band_Yumin Ha
jacket_Eytys
gilet_Gimaguas
cardigan_OPEN YY
halterneck top_Gimaguas
shorts_Yumin Ha
belt_Gimaguas
shoes_SUBU
tights_Tabio
socks_Tabio
何にも属さないマイスタイルに
ツイーディなグリーンが映える
ローウエストではいた膝下丈の太めのカーゴショーツに対して、トップスはジレ、カーディガン、ホルターネックトップを重ねることで、カジュアルとプレッピーをミックスさせました。スポーティなレーシングジャケットを羽織ったのもポイントで、こういったいろんな要素を組み合わせながら何にもカテゴライズされないのが私のスタイルだと自負しています。足元の〈SUBU〉は、もともとウグイス色というか抹茶のような明るいグリーンが好きなので、たくさんあるシリーズのなかでもこれを選びました。サンダルタイプのシューズでツイードっぽい生地感も初めて見ましたし、これは間違いなく自分のスタイルに合うはず! と即決でしたね
HAREMOKEMO SHERBET MELON
¥9,680
渋川さんも話すように、特定のジャンルでは括れない既視感のないスタイルを提案してくれた。パンツはこれくらい太いシルエットが今季のトレンドであり気分でもあるそうで、しかも迷彩柄に目を凝らすと昆虫のシルエットがさりげなく描かれている。ボルドー、ラメ入りのブラウン、グリーンと、服の色を拾った足元の合わせもさすが。
INFORMATIONイデアポート 0120-901-049
http://www.subu2016.com
@subu_tokyo_japan